発電用原子炉等廃炉・安全技術基盤整備委託費
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0495
担当部局: 資源エネルギー庁 原子力発電所事故収束対応室
事業期間: 2013年〜2014年
会計区分: エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定
実施方法: 委託・請負
事業の目的
東京電力福島第一原子力発電所の事故を踏まえて、国内外の原子力施設の将来的な廃炉・安全基盤強化に向けた取組を実施する重要性が増しており、また、東京電力福島第一原子力発電所の廃止措置において、燃料デブリの取り出しや汚染水対策等に多くの技術課題が存在することから、本事業では、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた取組を円滑に進めつつ、原子力施設の廃炉・安全に資する技術の基盤整備を図ることを目的とする。
事業概要
東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた取組を円滑に進めつつ、国内外の叡智を結集し原子力施設の廃炉・安全に資する技術の基盤整備を図るため、地下水の流入抑制のための凍土方式による遮水壁に関するフィージビリティ・スタディ調査や、高所への調査用機器が搬送可能な小型遠隔飛翔体制御技術等、原子力施設の廃炉・安全に資する研究開発を実施する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2013 | - | 4,500 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2,615 | 2,342 |
2014 | - | 0 | 0 | 1,885 | 0 | 0 | 1,885 | 1,864 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
廃炉・汚染水対策における課題の解決
ステップ2完了(2011年12月)から30~40年後の廃止措置終了 (目標最終年度:廃止措置終了まで) (目標値:達成)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2013 | - - | - - |
2014 | - - | - - |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
事業完了件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2013 | - 件 | 9 件 |
2014 | - 件 | 3 件 |
廃炉・汚染水対策チーム会合事務局会議(平成25年12月から開催)及び廃炉対策推進会議事務局会議(平成25年11月まで開催)を開催し中長期ロードマップの進捗管理を行う。
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2013 | 13 回 | 13 回 |
2014 | 12 回 | 12 回 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2014 | 鹿島建設㈱ | 地下水の流入抑制のための凍土方式による遮水技術に関するフィージビリティ・スタディ事業 | 1,456 |
2014 | 国立大学法人千葉大学 | 高所への調査用機器が搬送可能な小型遠隔飛翔体制御技術の開発 | 208 |
2014 | 国立大学法人東北大学 | 高所狭あい空間調査のための遠隔技術及び環境マップ作成の基盤技術開発 | 199 |