衛星によるリモートセンシングを活用した 被災状況調査手法の検討経費
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0295
担当部局: 大臣官房 技術調査課
事業期間: 2014年〜2014年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
本調査は、大規模な災害が発生した際に、迅速かつ広域な調査を可能とするリモートセンシング衛星を用いた被災状況調査について、平成26年度に打ち上げられたALOS-2も含め、その有用性と適用範囲を確認するとともに、当該被災状況調査の迅速性、的確性の向上、適用範囲の拡大にかかる技術的課題を抽出し、今後の技術開発の可能性を検討しつつ、技術開発の際の基礎資料として本技術に係る現状を整理することを目的とする。
事業概要
① 海外の衛星も含めリモートセンシング衛星を活用した被災状況調査について、その技術的特徴及び適用条件を調査するとともに、衛星毎(レーダーやセンサー毎)に被災状況調査における有用性や適用範囲について網羅的に整理する。
②平成26年度に打ち上げられた地球観測衛星ALOS-2に搭載される次期Lバンド合成開口レーダーについて、技術的諸元からその性能を明らかにするとともに被災状況調査における有用性及び適用範囲を確認する。また、併せて解像度、観測範囲等の技術的な制限について確認のうえ、調査対象とする被災状況の種類、規模に応じた調査上の制約条件について取りまとめる。
③上記①、②の調査結果を整理のうえ、技術的検討を加えることにより、衛星によるリモートセンシング技術を活用した被災状況調査における迅速性や的確性の向上を図る技術的な方策について検討する。併せて、被災状況調査の適用範囲を拡大するための技術的課題について抽出し、抽出された課題を解決する可能性及びそのために必要な技術開発の方向性について検討する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2014 | - | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 8 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
地球観測衛星ALOS-2の被災状況調査への適用性の評価
評価した災害種別数 (目標:2014年度に5 )
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2014 | - | 5 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
衛星通信技術を活用した被災状況調査について有用性と適用範囲を確認するとともに、当該被災状況調査の迅速性、的確性の向上、適用範囲の拡大にかかる技術的課題を抽出し、今後の技術開発の可能性を検討しつつ、技術開発の際の基礎資料として本技術に係る現状を整理する。 (検討経費であるため、定量的な活動指標を示すことができない。)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | - | - |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2014 | 株式会社パスコ | リモートセンシング衛星を活用した被災状況調査に係る検討 | 8 |