シリア復興信託基金拠出金
府省庁: 外務省
事業番号: 0323
担当部局: 国際協力局 国別開発協力第三課
事業期間: 2013年〜2019年
会計区分: 一般会計
実施方法: その他
事業の目的
シリア復興信託基金は,2011年に始まったシリア危機に対応するために,透明性及び説明責任の履行を確保しつつ,シリア人の優先的なニーズを満たすための実効的な資金メカニズムとして構築された。現在の主要ドナーは独,米,日本,クウェートであり,基金を監督する執行理事会,各事業を承認する運営委員会,事業報告などの事務作業を行う運営機関,経理作業を行う機関で構成されている。同基金は,各ドナー国が拠出する全体資金の中から,地元団体がシリア国内向けに提供する基礎サービスを支援することを目的としている。
事業概要
シリア暫定政府,地域協議会や地元コミュニティと協力しながら,シリア危機によって被害を受けているシリア国内の基礎サービスを提供する。主な分野は,水・衛生,保健・医療,電力,教育,食料,廃棄物管理等であり,各事業は,可能な限り地元団体が実施する。シリア国内へのアクセスが限られている我が国は,シリア復興信託基金を通して地元団体が事業を実施することにより,シリア国内の流動的なニーズにより適切に対応できる。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2013 | - | 0 | 1,070 | 0 | 0 | 0 | 1,070 | 1,070 |
2014 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2015 | - | 0 | 1,393 | 0 | 0 | 0 | 1,393 | 1,393 |
2016 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - |
2017 | 0 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
基金の適切な運営の確認と改善
基金の適切かつ透明性のある運営を維持するため,財政状況の共有を含む執行理事会定期会議の実施回数を示す(31年度までに計12回を目標とする) (目標:2019年度に12 会議数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2013 | - 会議数 | - 会議数 |
2014 | - 会議数 | 2 会議数 |
2015 | - 会議数 | 2 会議数 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
承認された事業数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2013 | - 案件数 | - 案件数 |
2014 | - 案件数 | 13 案件数 |
2015 | 49 案件数 | 26 案件数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2015 | シリア復興信託基金 | 基礎サービス(主として,水,エネルギー,保健等)を提供するとともに,基礎サービスを提供する主体への強化支援を行う。 | 1,393 |