植物等の生物を用いた高機能品生産技術の開発事業(旧:植物等の生物を用いた高機能品生産技術の開発)
府省庁: 経済産業省
事業番号: 新28-0021
担当部局: 商務情報政策局 生物化学産業課
事業期間: 2016年〜2020年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 交付
事業の目的
近年、植物や微生物等の生物を用いた高機能品(医薬品に限らず、農薬、機能性材料など)の生産技術が注目されており、その市場規模は2030年には20兆円規模へと拡大することが見込まれている。 本事業は、大規模な遺伝子組換え技術と、情報技術を利用した合理的な遺伝子設計技術とを融合させることで、高機能品を植物や微生物等の生物を用いて低エネルギー・低コストで生産する技術を確立し、製造工程の省エネ化に貢献することを目的とする。
事業概要
従来、化学合成等により製造されてきた高機能品は、植物や微生物等を用いた新たな手法で生産できる可能性があり、将来的に大きな市場を形成することが予想されている。このため、本事業では、ゲノム情報等の大量なデータを駆使した遺伝子組換え技術を開発することにより、高機能品を効率的に生産する技術基盤の確立を目指す。
①植物の生産性制御に係る共通基盤技術の開発を行う。【委託】
②植物による高機能品生産技術開発を目的として、企業等へ研究開発費の補助を行う。【補助率1/2、2/3】
③高生産性微生物創製に資する情報解析システムを開発する。【委託】
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2016 | - | 1,720 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,720 | - |
2017 | 2,300 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
従来の化学合成に比べ、製造に必要なエネルギーを50%以上削減可能な高機能品生産微生物技術の確立を目指す。
製造エネルギー消費の削減(現状で原油換算4.6 kL/t-製品を2.3 kL/t-製品まで削減) (目標:2020年度に2.3 kL/t-製品)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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活動指標及び活動実績(アウトプット)
平成32年度までに高機能品を生産する組換え植物・微生物を20件作出
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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