次世代火力発電の技術開発事業 (旧:次世代火力発電等技術開発)
府省庁: 経済産業省
事業番号: 新28-0040
担当部局: 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石炭課
事業期間: 2016年〜2021年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 交付
事業の目的
平成27年7月に決定された長期エネルギー需給見通しにおいては、石炭火力発電及びLNG火力発電の高効率化を図り、環境負荷の低減と両立しながら、有効活用を推進することとされた。これを踏まえ、火力発電の高効率化、CO2削減を実現するため、官民協議会で策定した「次世代火力発電に係る技術ロードマップ」に基づき次世代の火力発電技術の早期確立を目指す。
事業概要
火力発電の高効率化に関しては、石炭火力の発電効率を大幅に引き上げるIGFC(石炭ガス化燃料電池複合発電)実証の実施に向け、まずはその基幹技術である酸素吹IGCC(石炭ガス化複合発電)に関する実証を実施するとともに、大容量機(40万kW程度(コンバインド出力60万kW))高効率化のための1700℃級ガスタービンの実用化に必要な実証等を実施する。また、火力発電から発生するCO2排出量をゼロに近づける切り札となる技術として、火力発電から発生する大量のCO2を効率的に分離回収・有効利用するための技術開発等を実施する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | - | 12,000 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12,000 | - |
2017 | 13,700 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
開発成果を踏まえた将来の1700℃級ガスタービン商用機の発電効率(送電端)57%を達成する。
商用機の発電効率(送電端) (目標:2025年度に55 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|
活動指標及び活動実績(アウトプット)
IGCCの土木建築工事の進捗率
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|
IGCCの実証試験設備建設の進捗率
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|
高効率ガスタービン(大容量機)の発電効率を52%から57%に引き上げるために必要な技術開発の進捗率(解決した技術数量/全技術数量)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|