企業行動者等が有する個人の健康・医療情報を活用した行動変容促進事業
府省庁: 経済産業省
事業番号: 新29-0004
担当部局: 商務情報政策局 ヘルスケア産業課
事業期間: 2017年〜2019年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負、補助
事業の目的
糖尿病等の生活習慣病領域では、各個人の生活習慣や行動をいかに効果的に変容させられるかが大きな課題。このため、IoT機器(ウェアラブル端末等)やその取得データを活用して、行動変容を促進し、糖尿病等の予防・改善を図る実証研究を実施し、行動変容を促すアプローチの方法や、そのための機器やソフトウェアの開発につなげる。同時に、当該実証研究を通じて取得される健康情報等をデータベース化し、解析することを通じて、行動変容の促進や糖尿病等の改善につながるアルゴリズムの開発等を目指す。
事業概要
(1)糖尿病等重症化予防・行動変容促進実証研究事業
レセプト情報、健診情報及び各個人がウェアラブル端末等で取得した健康情報を収集し、当該情報を用いて個人に効果的にアプローチする手法の実証研究を実施。介入群/対照群を設けるなど、科学的に 検証可能なデザインで研究を実施し、健康情報等を活用した介入の効果を明確に検証する。本実証を通じて介入方法や機器、ソフトウェア等の効果検証・エビデンス構築を行い、事業化を促進することを目指す。
(2)健康情報データベース運営・データ解析事業
上記(1)や平成27年度補正予算事業(「IoT推進のための新産業創出基盤整備事業(企業保険者等が有する個人の健康・医療情報を活用した行動変容促進事業)」)等を通じて得られる健康情報等を蓄積し、当該データを解析することを通じて、運動と糖尿病等の関係に基づく予測アルゴリズム開発、介入方法の効果比較に基づくアラートシステムの開発等、 革新的かつ効果の高い機器や手法等の開発を促進する。こうした解析を通じた新たなサービスや機器、ソフトウェア等の開発を、産学共同で実施することを通じて、事業化の促進にもつなげることを目指す。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2017 | 900 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
各分野における社会的課題の改善(産業事故の減少、速報性の高い統計指標の開発等)
各分野におけるモデル実証結果(共通指標・ルール・システム等)を活用した事業化割合 (目標:2020年度に100 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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平成32年に健康寿命延伸産業市場規模10兆円を実現
各分野における社会課題の改善件数 ※平成30年度末までに、IoT等の活用に向けた新たなルール整備等の実施内容を確定 (目標:2030年度に4 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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2020年に外国人観光客による旅行消費額4兆円を目指す
健康寿命延伸産業の市場規模 (目標:2020年度に10 兆円)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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活動指標及び活動実績(アウトプット)
介入による糖尿病等の改善者数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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実証事業を行うコンソーシアム数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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