ライフデータ解析を用いた健康増進モデル事業
府省庁: 経済産業省
事業番号: 新29-0005
担当部局: 商務情報政策局 生物化学産業課
事業期間: 2017年〜2018年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
近年、次世代シーケンサ(NGS)等のゲノム解析技術の発展、低コスト化に伴い、全ゲノム情報の蓄積が進んでいる。また、健康診断・人間ドック等の結果のデジタル化も進んでおり、これらの健康・医療情報は今後、加速度的に増えていくことが予想される。
本事業では、多因子疾患のリスク因子解析が可能な統計解析手法を確立し、生活習慣病等のリスク因子の特定を行うとともに、プライバシーを保護しながらデータ解析する手法を確立し、蓄積が進んでいるライフデータを安心して利活用できる技術基盤を整備することで、個々人のライフデータに基づく予防医療の実現、ヘルスケア産業(食事・運動提案等)の振興を図る。
事業概要
1.複数のリスク因子を効率的に見出す統計解析手法の開発・実証
疾患・体質等に関わる複数のリスク因子を現実的な計算資源を用いて効率的に見いだす統計解析手法を開発するとともに、ゲノムワイド関連解析法(疾患・体質等に関わる遺伝子マーカーを、全ゲノムを対象に網羅的に検索する方法)に導入する等により実用化に向けた実証を行う。
2.秘密計算技術の開発・実証
様々な種類のデータの検索、解析に応用可能な秘密計算技術(プライバシーを保護しながら検索、解析を行う技術)の開発を行うとともに、適切なプラットフォームに導入し社会実装に向けた実証を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
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2017 | 200 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
健康長寿産業の市場規模2020年で10兆円を実現
ライフデータ解析関連技術の開発・実証結果を活用した事業化件数 (目標:2020年度に2 件数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
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活動指標及び活動実績(アウトプット)
ライフデータ解析関連技術の開発・実証件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
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主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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