モーダルシフト等推進事業
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0063
担当部局: 総合政策局 物流政策課
事業期間: 2011年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負、補助
事業の目的
我が国が掲げる温室効果ガスの排出量削減や近年の多頻度小口輸送の進展等に伴う物流分野の労働力不足に対応するため、物流総合効率化法(平成28年10月改正施行)に基づく総合効率化計画の策定及び同法による認定を受けた総合効率化計画に基づく幅広い物流効率化の取組を促進するとともに、こうした先進的な取組を全国に展開し、物流分野における環境負荷の低減及び省力化を推進する。
事業概要
荷主企業や物流事業者等物流に係る関係者によって構成される評議会が、物流総合効率化法に基づく総合効率化計画を策定するための調査事業及び同法による認定を受けた総合効率化計画に基づき実施する事業に要する経費の一部を支援することにより、環境負荷の低減や省力化に資する「モーダルシフト」、「輸配送の共同化」、「輸送網の集約」等の2以上の者が連携した幅広い物流効率化の取組を促進する。
【計画策定経費補助】
(総合効率化計画策定事業)物流総合効率化法4条第1項に規定する総合効率化計画の策定のための調査事業(補助率:定額、上限200万円)
【運行経費補助】
(モーダルシフト推進事業)認定総合効率化計画に基づく、トラック輸送から鉄道・船舶輸送への転換により、物流の効率化を図る事業(補助率:1/2、上限500万円)
(幹線輸送集約化推進事業)認定総合効率化計画に基づく、幹線トラック輸送の複数荷主の貨物を集約化し、物流の効率化を図る事業(補助率:1/2、上限500万円)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | - | 38 | 0 | 0 | 0 | 0 | 38 | 30 |
2015 | - | 38 | 0 | 0 | 0 | 0 | 38 | 30 |
2016 | - | 38 | 0 | 0 | 0 | 0 | 38 | 28 |
2017 | - | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 30 |
2018 | 86 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 38 |
2019 | 50 | 37 | 0 | 0 | 0 | 0 | 37 | - |
2020 | 100 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
平成42年度に鉄道コンテナ輸送量の総量を256.4億トンキロまで引き上げる
鉄道:鉄道貨物輸送量の総量 (目標:2030年度に256.4 億トンキロ)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 億トンキロ | 197 億トンキロ |
2017 | - 億トンキロ | 200 億トンキロ |
2018 | - 億トンキロ | 177 億トンキロ |
平成42年度に海上輸送量の総量を410.4億トンキロまで引き上げる
海上:海上貨物輸送量の総量 (目標:2030年度に410.4 億トンキロ)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 億トンキロ | 358 億トンキロ |
2017 | - 億トンキロ | 351 億トンキロ |
2018 | - 億トンキロ | - 億トンキロ |
物流総合効率化法の総合効率化計画を平成32年度までに250件認定する。
物流総合効率化法の総合効率化計画の認定数 (目標:2020年度に250 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - 件 | 12 件 |
2017 | - 件 | 42 件 |
2018 | - 件 | 86 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
補助協議会数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | - 件 | 23 件 |
2017 | - 件 | 32 件 |
2018 | - 件 | 23 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2018 | STC-JR貨物モーダルシフト推進協議会 | 近畿~東北間の宅配便等の特積み貨物輸送について、従来はトラックで輸送していたものを、専用列車を仕立て、往復鉄道利用にモーダルシフトする | 5 |
2018 | 北越コーポレーションモーダルシフト協議会 | 新潟~中京(岐阜・愛知)・近畿(京都・大阪・兵庫)向けの巻紙輸送について、トラックから鉄道へモーダルシフトを行う | 5 |
2018 | ビール4社西日本モーダルシフト協議会 | 近畿・中国~九州向けのビール等飲料品の輸送について、トラック輸送から専用列車を利用した鉄道輸送へ転換する(専用列車の利用は片道のみ) | 4 |
2018 | Relay the netruckモーダルシフト推進協議会 | 福岡~神奈川間の印刷物等並びに建材輸送についてトラックで行っていたところ、RORO船による船舶輸送にモーダルシフトする | 4 |
2018 | 川之江工場モーダルシフト推進協議会 | 愛媛~埼玉向けの家庭紙製品の原料輸送を、従来はトラック輸送にて行っていたが、船舶での輸送へモーダルシフトを行う | 3 |
2017 | コカ・コーラウエスト幹線輸送モーダルシフト協議会 | 鳥栖タ~神戸タ/大阪タ間における清涼飲料水の鉄道コンテナ化によるトラックから鉄道へのモーダルシフト | 3 |
2017 | 姫路-白河間モーダルシフト推進協議会 | 泉大津港~千葉中央港間における高吸水性樹脂輸送のRORO船を利用したトラックから船舶へのモーダルシフト | 3 |
2017 | STC-JR貨物モーダルシフト推進協議会 | 大阪タ~福岡タ間における特別積み合せ貨物輸送の鉄道コンテナ化によるトラックから鉄道へのモーダルシフト | 3 |
2016 | アサヒ・キリン北陸物流協議会 | 愛知県名古屋市、清須市から石川県金沢市へのビール類等飲料の輸送について、トラックから鉄道に転換する。 金沢市の倉庫に到着後は、ビール2社の貨物の共同配送を実施する。 | 3 |
2016 | JTL31フィートコンテナ共同運行協議会 | 関東・九州間の積み合わせ貨物の輸送を、31フィートコンテナを共同利用することでトラックから鉄道に転換する。 | 3 |
2016 | 西武建設運輸モーダルシフト推進協議会 | 北海道/東京間の冷凍生鮮加工品、冷蔵加工品、野菜の輸送を鉄道に転換するモーダルシフトに係る総合効率化計画を策定する。 | 2 |
2016 | IMS協議会 | 苫小牧港/東京港間の鋼材・鋼材加工品のモーダルシフトに係る総合効率化計画を策定する。 | 2 |
2017 | 自動車部品輸送モーダルシフト推進協議会 | 神戸港~新門司港間における自動車部品輸送のトラックから船舶へのモーダルシフト。ヘッドの複数回往復による効率の良いMS。 | 2 |
2018 | IMS協議会 | 千葉~北海道向けの鋼材輸送について、これまでトラックによる輸送を行っていたところ、新規開発の27t改良アオリ型(ジャバラ付)フェリーシャーシを活用した船舶輸送にモーダルシフトを行う | 2 |
2016 | 群馬・嬬恋物流総合効率化計画策定協議会 | 群馬県嬬恋村から首都圏にキャベツ等を運ぶ車両の帰り荷を確保する事業に係る総合効率化計画を策定する。 | 2 |
2016 | アサヒ・キリン北陸物流協議会 | 愛知県名古屋市及び清須市から石川県金沢市へのビール類等飲料の輸送について、トラックから鉄道に転換する。金沢市の倉庫に到着後は、ビール2社の貨物の共同配送を実施する。以上の事業に係る総合効率化計画の策定を行う。 | 2 |
2017 | 柳川合同評議会 | 新門司港~大阪南港間における家具類輸送のトラックから船舶へのモーダルシフト | 2 |
2018 | 東レ工場間原料輸送効率化推進協議会 | 複数工場間を結ぶ複数種の原料(樹脂チップ)の輸送について、従来はそれぞれ専用のトラックにて輸送していたものを、内袋を活用することでトラックを共通化し、ラウンド(三角)輸送を行う | 2 |
2018 | EJM協議会 | 千葉~宮城向けの鋼材輸送について、これまでトラックによる輸送を行っていたところ、新規開発の28t改良スタンション型フェリーシャーシを活用した船舶輸送にモーダルシフトを行う | 2 |
2018 | 東阪幹線輸送集約化協議会 | 鉄鋼材・建材等の重量物の輸送について、首都圏エリア⇒関西エリアを結ぶ輸送は従来は複数荷主がそれぞれ実施していたところ、混載等を行うことにより、輸送網を集約化する | 2 |
2018 | 幹線輸送効率化計画策定協議会 | 東京~大阪間の冷凍食品の輸送について、トラクター(トレーラーヘッド)のスイッチによる中継輸送を行う | 2 |
2016 | 革新的コンテナ「氷感SO庫」の普及推進協議会 | 東京都から北海道及び九州への生鮮品の輸送について、航空機等から新技術を活用した鮮度保持コンテナによる鉄道輸送に転換する総合効率化計画の策定を行う。 | 1 |
2016 | ドライ・コールドチェーン混載輸送検討協議会 | 長野県から千葉県の食料品の輸送について、新開発のコールド品専用ボックスを用いることにより、通常のドライ品輸送トラックにコールド品を混載して、一括輸送する総合効率化計画の策定を行う。 | 1 |
2016 | AKR共同物流協議会 | 大阪府内での食料品の輸配送について共同化を行う総合効率化計画の策定を行う。 | 1 |
2016 | 柏・沼南HBステーション総合効率化計画策定協議会 | 千葉県近郊の複数事業所から新潟県等への金属製品の輸送について、複数事業所間を回る集荷(ミルクラン)を行う総合効率化計画の策定を行う。 | 1 |
2017 | ビール4社北海道共同物流協議会 | ビール大手4社による札幌~釧路間における飲料品輸送のトラックから鉄道へのモーダルシフト・共同輸配送事業 | 1 |
2017 | 関越東日本幹線輸送集約化協議会 | 浦安~新潟・山形等各地域への鉄鋼材輸送の共同輸配送化および輸送網集約化 | 1 |
2017 | 三陸沿岸共同輸配送協議会 | 水産物の共同輸配送に関する計画策定及び実証実験 | 1 |
2017 | 新宿駅東口地区荷さばき協力協議会 | 新宿東口地区の飲食店への納入貨物の荷さばきの集約化を計画。物流状況調査、アンケートの実施 | 1 |
2017 | 日用品業界における業界標準受付予約システム開発普及協議会 | 荷待ち時間削減のための受付予約システムの計画・試験導入 | 1 |
2018 | 国土交通省 | - | 0 |
2018 | 国土交通省 | - | 0 |
2018 | 国土交通省 | - | 0 |
2018 | 国土交通省 | - | 0 |