ヒートポンプ等を活用した低炭素型農業推進事業
府省庁: 環境省
事業番号: 0067
担当部局: 地球環境局 地球温暖化対策課 地球温暖化対策事業室
事業期間: 2016年〜2018年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 補助
事業の目的
農業生産におけるエネルギー利用は石油に大きく依存しており、中でも施設園芸はCO2排出量の多くを占めている。CO2排出量が多い燃油利用が中心の農業分野において、現行技術で最も効率の高いヒートポンプの導入を促進するとともに、再生可能エネルギー利用技術のモデル的導入により、飛躍的な低炭素化を図る。
また、農業機械から排出されるCO2を抑制するため、主要2機種であるトラクター、コンバインについては、平成26~27年度に実施した事業により燃費測定方法を策定し、それぞれの省エネ効果を判断する環境を整えてきた。今後は、従来機種より燃費の優れたCO2削減効果の高い農業機械について、認証マーク貼付により見える化する取組を進めていく予定であり、環境性能に優れた省エネルギー型農業機械の導入を促進するとともに、CO2排出削減に資する営農手法の実施により、農業分野におけるCO2排出抑制に取り組む。
事業概要
1.ヒートポンプ等を活用した低炭素型農業推進事業
(1) 低炭素化設備導入事業(継続)
農業法人等が農業者に低炭素化設備を貸し出す事業について、農業法人等に対し低炭素化設備の導入を支援する。(補助率:1/3)
(2) 再生可能エネルギー利用技術導入促進モデル事業【拡充】
太陽熱等の再生可能エネルギーを利用した新たな技術による低炭素化のモデル的取組みを支援する。(補助率:1/2)
2.省エネルギー型農業機械導入促進事業【新規】
省エネルギー型農業機械の導入事業を行う農業法人等に対し、省エネルギー・省CO2効果が高く、生産性の優れた高性能な機能を有した農業機械の導入費用の一部について補助する。(補助率:定額)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2016 | - | 275 | 0 | 0 | 0 | 0 | 275 | 17 |
2017 | - | 200 | 0 | 0 | 0 | 0 | 200 | - |
2018 | 200 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
低炭素化設備(ヒートポンプ)等の導入による年間CO2排出削減量を平成30年度までに480t-CO2程度にする (※28年度はヒートポンプのみの排出削減量)
ヒートポンプ等の導入によるCO2排出削減量(年間) (目標:2018年度に478 t-CO2)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - t-CO2 | - t-CO2 |
再生可能エネルギー利用技術を導入したハウスの普及による年間CO2排出削減量を平成30年度までに50t-CO2程度にする
再生可能エネルギー利用技術を導入したハウスの普及による年間CO2排出削減量 (目標:2018年度に48 t-CO2)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - t-CO2 | - t-CO2 |
低炭素型農機の普及による年間CO2排出削減量を平成30年度までに320t-CO2程度にする
低炭素型農機の普及によるCO2排出削減量(年間) (目標:2018年度に319 t-CO2)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - t-CO2 | - t-CO2 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
補助事業の実施件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 32 件 | 2 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2016 | 日立キャピタル株式会社 | 設備の導入 | 15 |
2016 | JA三井リース株式会社 | 設備の導入 | 2 |