国際連合薬物犯罪事務所（UNODC）拠出金（任意拠出金）
府省庁: 外務省
事業番号: 0192
担当部局: 総合外交政策局 国際安全・治安対策協力室
事業期間: 1973年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: その他
事業の目的
グローバル化に伴い国際テロや組織犯罪の脅威が高まる中、当該分野に対して包括的な対策を講じるマンデートを付与された唯一の国連機関である国連薬物・犯罪事務所（UNODC）に対する拠出を通じて、東南アジア諸国やアフガニスタン、中東・北アフリカ・サブサハラ諸国等に対して、国際テロ対策・国際組織犯罪対策の能力強化支援等を実施するための拠出を行う。右拠出は、安定した国際環境作りに貢献するものであり、我が国及び在外邦人の安全確保、日本企業の活発な海外活動の確保にも資するものである。
事業概要
国連薬物・犯罪事務所が管理する2つの基金（「国連薬物統制計画基金」及び「犯罪防止刑事司法基金」）への拠出により、以下の事業を行う。
①アジア大洋州地域：テロ・暴力的過激主義対策、覚醒剤など合成薬物対策、ケシ違法栽培対策、人身取引対策や腐敗対策の能力強化のための技術協力等。
②アフガニスタン及びイラン等周辺国：アフガン産アヘン・ヘロインが密輸される各国の法執行機関に対する能力強化支援、薬物乱用防止施策の推進、国境管理能力強化、ケシ以外の代替作物栽培の促進事業等。
③中東・北アフリカ：各国のテロ防止の取組支援、国境管理能力強化等。
予算額・執行額
※単位は100万円
| 年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2015 | - | 77 | 1,765 | 0 | 0 | 0 | 1,842 | 1,842 |
| 2016 | - | 77 | 2,709 | 0 | 0 | 24 | 2,810 | 2,810 |
| 2017 | - | 77 | 3,123 | 0 | 0 | 0 | 3,200 | 3,200 |
| 2018 | - | 88 | 2,847 | 0 | 0 | 0 | 2,935 | 2,935 |
| 2019 | 94 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 70 | - |
| 2020 | 84 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績（アウトカム）
日本再興戦略に掲げた2025年までに国連関係機関の法人職員数を1,000人とする目標に向けた水準（現状職員数の1.25倍）の達成
専門職以上の邦人職員数
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2016 | - 人 | 4 人 |
| 2017 | - 人 | 7 人 |
| 2018 | - 人 | 11 人 |
活動指標及び活動実績（アウトプット）
我が国拠出金を使って、テロ対策、薬物対策、人身取引対策、腐敗対策等で実施したプロジェクト件数
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2016 | 47 件 | 47 件 |
| 2017 | 48 件 | 48 件 |
| 2018 | 34 件 | - 件 |
合成薬物対策レポートを発行した回数
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2016 | 1 回 | 1 回 |
| 2017 | 1 回 | 1 回 |
| 2018 | 1 回 | - 回 |
ミャンマーけしモニタリング報告書を発行した回数
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2016 | 1 回 | 1 回 |
| 2017 | 1 回 | 1 回 |
| 2018 | 1 回 | - 回 |
主要な支出先
| 年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額（百万円） |
|---|---|---|---|
| 2017 | UNODC | 国際テロ・組織犯罪対策支援 | 3,200 |
| 2018 | UNODC | 国際テロ・組織犯罪対策支援 | 2,935 |
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