自立型致死兵器システム(LAWS)に関する会議及び調査等に係る経費

府省庁: 外務省

事業番号: 新32-0010

担当部局: 軍縮不拡散・科学部 通常兵器室

事業期間: 2020年〜2020年

会計区分: 一般会計

実施方法: 直接実施、委託・請負、その他

事業の目的

 人工知能(AI)技術を始めとする自律化技術が高度に応用された兵器である自律型致死兵器システム(LAWS)について,その特徴や開発の動向,既存の国際法の枠組みでの規制の可否等について,特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)の枠組みの下で議論が行われてきている。我が国としては,人道と安全保障の観点を勘案し,バランスの取れた議論を行い,LAWSの定義や特徴,人間の関与の在り方等の重要論点について広く国際社会で共通認識を形成した上で,LAWSに関する国際的なルール作りを行うべきとの立場だが,現時点では,各国の重要論点や規制枠組みに関する立場には隔たりがあり,中には法的拘束力のある文書を目指す声もある。
 LAWSの議論は,我が国にとり,人道と安全保障のみならず,経済と社会に大きな影響を及ぼし得る論点も含んでいることから,研究者による専門的な知見を生かした情報を得ることは,我が国が本件議論に参画する上で非常に有益なものとなるところ,そのためのワークショップを開催する。

事業概要

 LAWSに関する議論において立場を表明している国が少ないアジア太平洋地域諸国を対象として,LAWSに関する議論の普遍化を目指すワークショップを開催し,そこへ,関係国担当部局のハイレベル等を招へいし,我が国の立場を説明する機会とする。
 ワークショップを開催するにあたっては,関係国政府のハイレベルを招へいするのみならず,LAWS関連の学術関係者も巻き込み,バランスの取れた議論を進める。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
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成果目標及び成果実績(アウトカム)

CCW・LAWSに関する政府専門家会合へのアジア大洋州地域の参加国数

国数(右の数字) (目標:2020年度に10 )

年度当初見込み成果実績

活動指標及び活動実績(アウトプット)

LAWS関連会合の開催実績

年度当初見込み活動実績

ワークショップ開催数:2 招聘者数:20 参加者数:150

年度当初見込み活動実績

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)

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