プラスチック有効利用高度化事業
府省庁: 経済産業省
事業番号: 新32-0025
担当部局: 産業技術環境局 資源循環経済課
事業期間: 2020年〜2024年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 委託・請負、交付
事業の目的
資源リサイクルにおける温室効果ガス排出量、消費エネルギー量を削減するため、回収されたプラスチックについて高度なリサイクルを促進する技術基盤構築を通してプラスチックごみの資源効率や資源価値を高めると共に、海洋生分解性プラスチックの市場拡大のため、海洋生分解性プラスチック導入・普及を促進するための基盤構築を行う。
事業概要
様々な廃プラスチックを汚れや複合品などの品質に応じて最適に循環させ、省エネルギー・CO2排出抑制を実現するための、高度選別・高物性材料再生・基礎化学品化・高効率エネルギー循環などの基盤技術を開発する。
海洋生分解性プラスチックについて、海洋での生分解機構の解明を通し、技術・安全性の評価手法確立と国際標準化を行うことに加え、革新的な技術・新素材の開発を行い、知見・ノウハウの蓄積・提供等 を通して技術開発基盤を構築。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | 1,830 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
2030年度に本事業により開発されたリサイクル技術及び海洋生分解性プラスチックに関する処理・製造・利用によるCO2排出削減量
CO2排出削減量 ※開発成果の適用は2030年度に実装が予想される技術・製品であり、直近3年での測定は不可能。 (目標:2030年度に690 万t)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|
PP,PE,PSなどの廃プラスチックを新品のプラスチックと比べ90%以上の材料強度に再生する技術の確立
プラスチック再生材の靭性 (目標:2024年度に90 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|
汚れや複合のある廃プラスチックを転換率30%以上で基礎化学品に転換する技術の確立
プラスチック投入重量あたり基礎化学品(オレフィン、BTX等)転換率 (目標:2024年度に30 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|
海洋生分解性プラスチックの技術及び安全性等に係る評価手法の国際的提案
ISO提案数 (目標:2024年度に2 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|
新たな機能を有する海洋生分解性プラスチックの新規開発素
新規開発素材の件数 (目標:2024年度に4 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|
再生処理困難なプラスチックを処理すると同時に、熱エネルギーを80%以上の変換効率で回収・利用する技術の開発
廃プラスチックの処理における熱や電気等利用可能なエネルギーへの変換効率(総合エネルギー利用効率) (目標:2024年度に80 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|
各リサイクルプロセス向けの処理対象となる廃プラスチックを回収率を95%以上、現状比3倍の速度で自動選別する技術の開発
本技術開発による各プロセスが要求する品質の廃プラスチックを選別する際の回収率 (目標:2024年度に95 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|
各リサイクルプロセス向けの処理対象となる廃プラスチックを回収率を95%以上、現状比3倍の速度で自動選別する技術の開発
本技術開発による各プロセスが要求する品質の廃プラスチックを選別する速度 (目標:2024年度に3 倍)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|
活動指標及び活動実績(アウトプット)
研究開発テーマ数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|
標準化検討委員会会議の開催数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|