炭素循環社会に貢献するセルロースナノファイバー関連技術開発事業

府省庁: 経済産業省

事業番号: 新32-0016

担当部局: 製造産業局 素材産業課

事業期間: 2020年〜2024年

会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定

実施方法: 委託・請負、補助、交付

事業の目的

鋼鉄の1/5の軽さで鋼鉄の5倍以上の強度を持つCNFは大気中のCO2を吸収・固着した植物・天然素材であるため、カーボンリサイクルの一端を担うことができる。CNFの利用により部材の薄肉化が可能となり、部素材の使用量削減、軽量化に資するため、社会実装・市場拡大により、既存材料の製造時のCO2削減、軽量化による燃費向上によるCO2削減を目指す。

事業概要

省CO2や炭素循環社会に貢献するセルロースナノファイバー(CNF)について、①これまで以上のコスト低減に資する革新的なCNFの製造プロセス、②CNFを素材として活用した新しい製品化に向けた加工技術、③それらの安全性評価手法、の開発を促進する。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2020850-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2020850Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

石油由来化学品と比較して、性能で同等以上かつコスト競争力のあるCNF複合樹脂等の革新的製造プロセスを確立することにより、製造コストを令和6年度までに700円/kgまで低減する。※(研)新エネルギー・産業技術総合開発機構中間評価(令和4年度に実施)において、目標値の検証、達成状況の確認を行う。

CNF複合樹脂等製造コスト(円/kg) (目標:2024年度に700 円/kg)

年度当初見込み成果実績

石油由来化学品の製造プロセスと比較して飛躍的な省エネ化を可能とするCNF複合樹脂等の革新的製造プロセスを確立し、石油由来化学品原料の使用量削減、化学品製造プロセスでの消費エネルギー削減及び自動車部材へのCNF複合樹脂等導入で可能となる自動車の軽量化による燃費向上等により、令和12年度までに373万トンCO2の省エネを達成する。 ※本事業は中長期的な視点から基盤技術の研究開発を行うものであり、本技術が社会実装されてはじめてCO2削減効果が見込まれるものであることから、事業終了時点での目標値については設定してない。

CO2削減量 (目標:2030年度に373 万トン-CO2 /年)

年度当初見込み成果実績

活動指標及び活動実績(アウトプット)

研究開発項目数

年度当初見込み活動実績

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)

レビューシートを開く

構想日本
日本大学尾上研究室
Visualizing.JP
特定非営利活動法人Tansa
JUDGIT! Chrome、Firefox、Safari、Edgeの
最新バージョンをご利用ください