新市場進出等支援事業
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0093
担当部局: 通商政策局 欧州課
事業期間: 2016年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
ロシア経済は、油価や為替水準の変動や経済制裁等の影響により、経済成長が不安定であるが、世界銀行が発表する「Doing Business」において年々順位を上げており、今後の市場拡大のポテンシャルがある地域である。他方、欧米企業等と比べて日系企業の進出が相対的に遅れており、今後拡大の余地がある。また、これらの地域は、我が国のエネルギー資源、天然資源確保の観点から最重要地域の1つであり、我が国の資源確保の観点からも、当該地域との輸出・投資等の拡大を図り、経済関係を強化する。2016年5月の日露首脳会談で安倍総理が提示した8項目の「協力プラン」のうち、「5.ロシアの産業多様化・生産性向上」具体化のため本事業を実施する。
事業概要
①高い技術力や生産性管理技術を備えた日本の専門家をロシアの企業に派遣し、生産性に関する診断及び最先端の機械設備の導入促進を含む改善指導を行い、我が国企業の機械設備のロシア市場での普及を後押しする。②ロシアの裾野産業に従事するラインマネージャークラスや役員クラスの人材を日本に招聘し、生産工場の現場視察や日本の管理技術・設備、IT化に関する研修等を行うことで、ロシア企業の人材育成を行い、ロシアに進出している日系企業のロシア企業からの部品等の調達条件を改善し、ひいては日系企業の市場シェア拡大を支援する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 0 | 0 | 599 | 0 | 0 | 599 | 593 |
2018 | - | 430 | 0 | 0 | 0 | 0 | 430 | 407 |
2019 | - | 434 | 0 | 0 | 0 | 0 | 434 | 422 |
2020 | - | 450 | 0 | 0 | 0 | 0 | 450 | - |
2021 | 610 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
日露貿易総額の前年度比プラス
日露貿易総額
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 億ドル | 198 億ドル |
2018 | - 億ドル | 229 億ドル |
2019 | - 億ドル | 215 億ドル |
令和3年度までに、ロシアへの進出企業数(モスクワジャパンクラブ法人会員数)200件以上を目指す。
ロシアへの進出企業数(モスクワジャパンクラブ法人会員数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 社 | 194 社 |
2018 | - 社 | 190 社 |
2019 | - 社 | 185 社 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
生産性診断専門家派遣回数(延べ)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 24 回 | 53 回 |
2018 | 30 回 | 33 回 |
2019 | 30 回 | 40 回 |
人材育成受入数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 120 人 | 144 人 |
2018 | 100 人 | 123 人 |
2019 | 100 人 | 81 人 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 一般社団法人ロシアNIS貿易会 | 生産性診断、訪日研修 | 422 |
2019 | 公益財団法人日本生産性本部 | コンサルティング、セミナー | 29 |
2019 | 株式会社野村総合研究所 | コンサルティング | 28 |
2019 | 株式会社JSN | コンサルティング | 19 |
2019 | 株式会社事業革新パートナーズ | コンサルティング | 15 |
2019 | 株式会社ワールドビジネスアソシエイツ | コンサルティング | 6 |
2019 | 日露エコノミックスセンター株式会社 | コンサルティング | 4 |