国際原子力機関知識管理プロジェクト拠出金
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0313
担当部局: 資源エネルギー庁 原子力政策課
事業期間: 2010年〜2020年
会計区分: エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定
実施方法: その他
事業の目的
近年、原子力に関係する人材の高齢化が進む中で、原子力に関する様々な知識や技術を適切に継承していくことが課題となっている。また、新たに原子力発電に乗り出す国が増える中、原子力先進国から新興国への知見の共有も課題。このため、国際原子力機関(IAEA)の加盟国が有する原子力発電及びそれに関連する様々な知識を国際的に蓄積し、これらの知識を効果的に活用するシステムを構築する等の措置を講じ、原子力技術を継承する。さらにそうした知識集約の中で、世界の原子力に関する安全規制の動向を把握し、わが国の原子力政策との整合を図る。
事業概要
IAEAへの特別拠出を通じ、各加盟国が有する原子力発電及びそれに関連する様々な知識を国際的に蓄積し、これらの知識を効果的に活用するシステムを構築するなどの、国際的な原子力発電等の利用に資するIAEAの事業に支援を行う。その際、我が国よりコスト・フリー・エキスパートを派遣することで、その事業を管理させると共に、当該コスト・フリー・エキスパートを中心として、セミナーやワークショップの開催、出版物の作成等を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 51 | 0 | 0 | 0 | 0 | 51 | 51 |
2018 | - | 51 | 0 | 0 | 0 | 0 | 51 | 51 |
2019 | - | 39 | 0 | 0 | 0 | 0 | 39 | 39 |
2020 | - | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
原子力の知識管理に資するプログラムの着実な実施により令和2年度において3件の成果物の獲得を目指す。
原子力の知識管理に資するプログラムによって得られた成果物の件数 (目標:2020年度に3 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 件 | 2 件 |
2018 | - 件 | 4 件 |
2019 | - 件 | 6 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
一事業年度における原子力の知識管理に資するプログラム※実施件数 ※専門家派遣や技術会合・専門家会合の開催等、成果物形成に必要となる各種準備活動
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 11 件 | 9 件 |
2018 | 8 件 | 8 件 |
2019 | 8 件 | 9 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 国際原子力機関 | 原子力発電及び関連する様々な知識を国際的に蓄積し、効果的に活用するシステムを構築するためのセミナーやワークショップの開催、出版物の作成等 | 39 |