子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)

府省庁: 環境省

事業番号: 0290

担当部局: 環境保健部 環境リスク評価室

事業期間: 2010年〜2032年

会計区分: 一般会計

実施方法: 直接実施、委託・請負

事業の目的

 全国で平成23年からの3年間に約10万組の参加者を募り、令和9年度まで13年間追跡する出生コホート(追跡)調査を実施することにより、小児の発育に影響を与える環境要因を解明することを目的とする。また、得られた知見を基に、リスク管理当局や事業者等への適切な情報提供を通じて、自主的取組への反映、化学物質規制の審査基準への反映、環境基準(水質、土壌)への反映等、適切なリスク管理体制の構築を推進し、結果として、次世代育成に係る健やかな環境の実現を図る。

事業概要

エコチル調査は、環境省、コアセンター(国立環境研究所)、メディカルサポートセンター(国立成育医療研究センター)、ユニットセンター(全国15地域の大学病院等)が連携して行っている事業である。その中で環境省の予算では、調査の外部評価、広報、国際連携に係る費用を負担している(本レビュー対象)。一方、コアセンターは、調査実施の中心機関として機能し、調査実施計画の策定、試料の保存分析、中心仮説のための結果解析、ユニットセンターが各地域で行う調査のフォローアップ等を行うための費用を運営費交付金で負担している(本レビューの対象外)。なお、調査実施・分析・成果の社会還元等の一連の事業に係る費用を効果的効率的に運用するため、令和元年度より、ユニットセンターが行うフォローアップ等の費用については環境省予算から運営費交付金に移行した。 

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2017-2,37800002,3782,318
2018-2,38000002,3802,239
2019-1480000148123
2020-1550000155-
2021130-------
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成果目標及び成果実績(アウトカム)

小児の発育に影響を与える環境要因を解明し、得られた知見を基にリスク管理当局や事業者への情報提供を通じて適切なリスク管理体制の構築につなげるため、データを蓄積する。

子どもの質問票ののべ回収枚数 (目標:2027年度に2160000 枚)

年度当初見込み成果実績
2017- 枚769552 枚
2018- 枚901733 枚
2019- 枚1040869 枚

事業成果の情報発信を行うことで、エコチル調査の結果への関心が高まる。

エコチル調査ホームページの成果発表に関するページのアクセス数 (目標:2032年度に11000 回)

年度当初見込み成果実績
2017- 回- 回
2018- 回11307 回
2019- 回16097 回

活動指標及び活動実績(アウトプット)

エコチル調査の参加者数(フォローアップ期)

年度当初見込み活動実績
201794280 人96537 人
201892850 人95879 人
201991420 人95198 人

エコチル調査の成果等、子どもの健康と環境についての情報を発信するイベントへの参加者数

年度当初見込み活動実績
201710000 人41199 人
201810000 人29196 人
201910000 人25538 人

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2019株式会社三菱総合研究所エコチル調査に係る「地域の子育て世代との対話」業務49
2019一般社団法人環境情報科学センターエコチル調査に関する企画評価等実施業務34
2019株式会社オーエムシーエコチル調査に係る広報等実施業務19
2019株式会社日経ビーピー認知度調査2
2019楽天インサイト株式会社認知度調査2
2019株式会社ジャパン通信社記事モニタリング1
2019ユミルリンク株式会社メールマガジン配信システム構築0

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