水質環境基準検討費

2020

その他

府省庁: 環境省

事業番号: 0124

担当部局: 水・大気環境局水環境課

事業期間: 2010年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

環境基準は公害から国民の健康や生活環境その他の利益を保護するために、環境上守られるべき条件を定めるものである。そのため人の健康を保護する観点及び生活環境を保全する観点から、適切な科学的判断の基に、水環境の実態を適切に表すために必要な環境基準等の設定及び見直しを行い、その達成を目指すことにより、水環境の改善に資する。

事業概要

環境基本法に基づく水質汚濁に係る環境基準は、健康を保護する観点（健康項目）及び生活環境を保全する観点（生活環境項目）から維持することが望ましい環境上の条件として定められ、水環境保全行政の目標となるものである。環境基準は、常に適切な科学的判断が加えられ必要な改定がなされなければならないとされており、本事業では、人の健康及び生活環境の維持を目的とし、化学物質の毒性評価や水環境中の存在状況データ等、最新の科学的知見に基づく適切な科学的判断の基に、必要な環境基準等及び類型指定の設定・見直しの検討を行うとともに、公定分析法等の検討・策定をする。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度	要求額	当初予算	補正予算	前年度から繰越し	翌年度へ繰越し	予備費等	予算計	執行額
2017	-	173	0	0	0	0	173	143
2018	-	171	0	0	0	0	171	143
2019	-	172	0	0	0	0	172	143
2020	-	172	0	0	0	0	172	-
2021	165	-	-	-	-	-	-	-

成果目標及び成果実績（アウトカム）

全国の公共用水域における環境基準の達成（令和元年度成果実績は集計中）

環境基本法の考え方に基づき、目標値は全国の公共用水域における環境基準の100％達成とした。なお、各水域の状況は様々であることから、中間目標年度及び目標最終年度の設定は困難である。

年度	当初見込み	成果実績
2017	- ％（BOD又はCOD）	89 ％（BOD又はCOD）
2018	- ％（BOD又はCOD）	89.6 ％（BOD又はCOD）
2019	- ％（BOD又はCOD）	- ％（BOD又はCOD）

公共用水域における各健康項目（27項目）の環境基準の達成（令和元年度成果実績は集計中）

健康項目の環境基準達成率　【前年度測定分】なお、各水域の状況は様々であることから、中間目標年度及び目標最終年度の設定は困難である。

年度	当初見込み	成果実績
2017	- ％	99.2 ％
2018	- ％	99.1 ％
2019	- ％	- ％

活動指標及び活動実績（アウトプット）

環境基準項目等の追加、分析法を策定するために検討した物質数

年度	当初見込み	活動実績
2017	5 数	5 数
2018	3 数	5 数
2019	6 数	6 数

基準値の見直し等及び水域類型あてはめを行うための情報収集・検討を行う物質数

年度	当初見込み	活動実績
2017	7 数	7 数
2018	4 数	4 数
2019	4 数	4 数

基準値の見直し等及び水域類型あてはめを行うための情報収集・検討を行う水域数

年度	当初見込み	活動実績
2017	2 数	5 数
2018	7 数	9 数
2019	7 数	9 数

主要な支出先

年度	支出先	業務概要	支出額（百万円）
2019	いであ株式会社	底層溶存酸素量の類型指定に向けた検討	44
2019	株式会社環境管理センター	有機フッ素化合物に係る目標値の検討及び水質調査等	35
2019	株式会社日水コン	大腸菌基準検討に係る調査等	22
2019	株式会社環境計画研究所	人健康に係る水質環境基準の指定に向けた検討	13
2019	株式会社数理計画	水質環境基準の類型指定等に向けた検討	8
2019	株式会社環境管理センター	JIS見直し等に係る水質分析法の検討	6
2019	国立研究開発法人国立環境研究所	水生生物保全環境基準等に係る文献調査等	4
2019	株式会社エスコ	農薬類モニタリング手法の検討に係る調査等	3
2019	公益社団法人日本水環境学会	水環境健全性指標ツール開発に係る検討	1

レビューシートを開く

2020