先端加速器共通基盤技術研究開発費補助金
府省庁: 文部科学省
事業番号: 0223
担当部局: 研究振興局 基礎研究振興課
事業期間: 2018年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
先端的な加速器の基盤技術開発は国内外で行われており、国際的な視野で各研究機関における基盤技術等の研究ポテンシャルを最大限活用した新たな技術開発に資する取組を支援し、次世代の加速器開発のコスト低減を実現し、将来的な加速器の低コスト化を図る。
事業概要
加速器の小型化や加速勾配を上げる技術開発、それらに伴う加速器施設の整備コスト低減に資する技術開発を行う。特に超電導加速器の整備に係る低コスト化に資する技術開発を目的として、高エネルギー物理学実験における大型加速器整備のコスト削減に資する実現性の高い課題を公募により採択し、補助する。
(補助率:定額)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 214 | 0 | 0 | 0 | 0 | 214 | 214 |
2019 | - | 269 | 0 | 0 | 0 | 0 | 269 | 269 |
2020 | - | 320 | 0 | 0 | 0 | 0 | 320 | - |
2021 | 320 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
加速器の低コスト化に資する加速空洞を、コスト削減効果及び製造効率の判定に必要となる7台を、令和元年度までに新規に製造する。また2台を令和3年度までに製造する。
製造コストの低価格化によるコスト削減を目的とした加速空洞(ダイレクトスライス材料による空洞)と加速性能向上によるコスト削減を目的とした加速空洞(窒素インフュージョン適用空洞)の製造数 (目標:2021年度に2 台)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 台 | 7 台 |
2019 | - 台 | - 台 |
加速器の低コスト化に資する技術開発により製造した加速空洞について目標とする性能を達成する。
低コスト化を実現するために製造した加速空洞のうち、目標値(加速電界、Q値)を達成した空洞の数
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 台 | - 台 |
2019 | - 台 | 1 台 |
本事業の推進により創出した研究成果の発表数を年間10件以上とする。
加速器の低コスト化に資する技術開発を通じた研究成果の発表数(論文、研究集会での口頭発表及びポスター発表)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | 12 件 |
2019 | - 件 | 12 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
本事業を通じて行われた共同研究課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 2 件 | 2 件 |
2019 | 2 件 | 2 件 |
本事業に参加した研究機関数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 3 機関 | 3 機関 |
2019 | 3 機関 | 3 機関 |
本事業に参画している外国人研究者の割合
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 50 % | 44 % |
2019 | 50 % | 35 % |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2019 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 | 超電導高周波技術を用いた加速器のコスト低減のための研究開発に基づく性能評価・実装試験 | 269 |