食品産業イノベーション推進事業

府省庁: 農林水産省

事業番号: 0016

担当部局: 食料産業局 食品製造課食品企業行動室

事業期間: 2018年〜2023年

会計区分: 一般会計

実施方法: 補助

事業の目的

食品製造業は他産業と比べて労働生産性が低い状況にあり、特に中小・小規模食品事業者では、新たな設備投資や経営改善の取組を促進し、生産性の向上を図ることが課題となっている。このため本事業においては、ロボット、AI(人工知能)、IoT等の先端技術の活用実証や、食品事業者の生産性向上に対する意識向上を目的とした研修会等の開催により、食品産業におけるイノベーションを創出し、食品製造業から外食・中食産業に至る食品産業全体の生産性向上を推進する。

事業概要

1.モデル実証の支援
①革新的技術活用実証事業〔補助(1/2)〕 生産コスト低減、経営管理能力向上のためのロボット、AI、IoT等の活用等による生産効率向上など、革新的で新規性のある技術の活用実証を支援。 ②業種別業務最適化実証事業〔補助(定額)〕 専門家の工場診断や改善指導による生産性向上などを通して、業務の最適化や人材育成を図る取組を支援。 ③コンソーシアム共同実証事業〔補助(1/2)〕  食品事業者、機械メーカー、情報関連企業、研究機関等を構成員とするコンソーシアムが、基盤的・標準的技術で業種横断的な機器・システムの開発・構築を行い、活用実証を図る取組を支援。 2.研修会等の開催〔補助(定額)〕 本事業による実証・調査結果も活用し、食品事業者の生産性向上に対する意識改革を目的とした研修会等の開催や業界内で横展開する取組を支援。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-8600008685
2019-107000010795
2020-50000050-
2021300-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2018201920202021050100150200250300350Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

令和3年度までに設備導入事業実施主体の工場単位での労働生産性を平均3.0%向上する。

設備導入事業実施主体の工場単位での労働生産性の伸びの平均値 ※{(当該年度の工場単位労働生産性/前年度の工場単位労働生産性)-1}*100 (目標:2021年度に3 %)

年度当初見込み成果実績
2018- %5.1 %
2019- %9.3 %

令和3年度までに研修会のアンケート結果における「参考になった」旨の回答の割合を70%以上とする。

研修会終了後のアンケート結果の「非常に参考になった」「一部参考になった」の参加人数に対する割合 ※「非常に参考になった」「一部参考になった」の回答数/アンケート回答数 (目標:2021年度に70 %)

年度当初見込み成果実績
2018- %98 %
2019- %94 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

モデル実証の支援件数

年度当初見込み活動実績
201810 件13 件
201913 件13 件

研修会等開催数

年度当初見込み活動実績
20188 回8 回
20198 回1 回

先進・優良事例等の収集件数

年度当初見込み活動実績
201830 件39 件
201930 件20 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2019株式会社日本能率協会コンサルティング・モデル実証事業に係る検討委員会の開催・生産性向上モデル実証事業の管理 ・本事業による実証・調査結果も活用した、生産性向上に対する意識改革を目的とした研修会等の開催 ・動画制作、マニュアル等作成 ・先進・優良事例等の調査95
2019東町漁業協同組合モデル実証事業の実施18
2019AWアグリフーズテクノ株式会社モデル実証事業の実施16
2019株式会社山神モデル実証事業の実施6
2019株式会社マルハチ村松モデル実証事業の実施5
2019株式会社ジョイアス・フーズモデル実証事業の実施5
2019キユーピー株式会社モデル実証事業の実施5
2019株式会社恵那川上屋モデル実証事業の実施4
2019株式会社高浜モデル実証事業の実施4
2019高田食品工業株式会社モデル実証事業の実施3
2019マルユー株式会社モデル実証事業の実施3

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