i-Constructionの推進に関する検討経費
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0306
担当部局: 大臣官房 技術調査課
事業期間: 2017年〜2021年
会計区分: 一般会計
実施方法:
事業の目的
労働力の大幅減少が避けられない建設産業において、抜本的な生産性向上が不可欠であり、i-Constructionの各施策を効率的に進めるため、産官学が連携し情報交換できる場(コンソーシアム)の運営などを通して、革新的な技術の現場導入を進め生産性が高く魅力的な新しい建設現場の創出を図る。
事業概要
i-Construction推進にあたっては、建設現場の生産性向上効果を適切に把握し、適宜調査が可能である重要業績評価指標(KPI)の設定が重要である。複数の取組から成るi-Constructionの効果を適切に評価していくため、各取組の推進により影響を受ける様々な指標・項目について分析・検討し、本施策に最適なKPIの設定及びフォローアップ手法の検討を行う。
また、i-Constructionは官(国・地方公共団体)のみならず、産(建設産業、建機メーカー等)、学(大学、研究機関等)と協力し、推進・拡大を図っていく必要がある。そのため、i-Constructionに携わる関係者間で常に情報交換し議論できる場(コンソーシアム)を設立し、3次元データ等ビッグデータの集積・利活用方針の検討、最新技術の現場導入のための新技術発掘、海外展開に向けた国際標準化の要件検討等を行い、i-Constructionの効率的な推進・拡大を図る。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | 33 | 30 | 0 | 58 | 0 | 0 | 88 | 85 |
2018 | 30 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 29 |
2019 | 30 | 25 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | - |
2020 | 25 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
平成31年度までに、主要工種(土工、橋梁、トンネル、ダム、舗装、維持管理等)において、6工種でICTを活用した工事を実施する
拡大した工種数 (目標:2019年度に6 工種)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 工種 | 3 工種 |
2018 | - 工種 | 5 工種 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
コンソーシアム・WGの開催回数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 3 回 | 7 回 |
2018 | 3 回 | 3 回 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2017 | 株式会社三菱総合研究所 | i-Construction推進のための3次元データ活用に関する検討・実証 | 28 |
2017 | 一般財団法人国土技術研究センター | 3次元データ等を活用した最先端技術の現場導入検討 | 20 |
2018 | 一般財団法人国土技術研究センター | 建設現場の生産性向上に資する最先端技術の現場導入検討業務 | 18 |
2017 | 一般財団法人国土技術研究センター | 建設現場の生産性向上に資する最先端技術の現場導入検討 | 14 |
2017 | 株式会社三菱総合研究所 | 建設現場の生産性向上における各種課題に関する調査 | 13 |
2017 | 株式会社日本建設情報センター | 3次元モデルを活用した建設システムの効率化に関する調査検討 | 10 |
2018 | 株式会社三菱総合研究所 | 建設現場の生産性向上における各種課題に関する調査業務 | 10 |
2017 | 株式会社カナリア | i-Construction ロゴマーク案の作成 | 1 |
2018 | 一般財団法人日本建設情報総合センター | 3次元モデルを活用した建設生産システムの効率化に関する調査検討業務 | 1 |