戦闘機(F-15)近代化改修/能力向上
府省庁: 防衛省
事業番号: 0105
担当部局: 防衛装備庁プロジェクト管理部 事業監理官(航空機担当)
事業期間: 2004年〜2022年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
周辺国は、航空機の低RCS化、巡航ミサイルの整備、各種システムのネットワーク化及び自動化等による近代化を推進しており、作戦様相を迅速化及び広域化するなど、攻撃能力を拡大している。また、第4世代機を増加させつつ第5世代機の整備を推進するとともに、我が国周辺空域における活動を拡大している。このような状況に鑑み、近代化改修機を含む我が国の航空戦力の数的及び質的優位性の確保が困難となってきていることから、F-15近代化改修機に対し質的能力向上を行う。
事業概要
F-15近代化改修機に対し、脅威環境下において残存性を高める電子戦装置の強化、多数目標を同時攻撃できるレーダーの更新及び搭載弾薬数の増加等の質的能力向上を行う。また、相手の脅威圏外から対処できるスタンド・オフ・ミサイル運用態勢を確立するため、F-15能力向上改修機に対しスタンド・オフ・ミサイル発射能力を付加する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 2,992 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2,992 | 2,992 |
2018 | - | 4,915 | 0 | 0 | -1,471 | 0 | 3,444 | 4,812 |
2019 | - | 11,224 | 0 | 1,471 | -1,594 | 0 | 11,101 | 11,139 |
2020 | - | 7,054 | 0 | 1,594 | 0 | 0 | 8,648 | - |
2021 | 14,821 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
MSIP機を対象として近代化改修を実施し、令和4年度まで94機の改修を完了させる。
近代化改修を完了した機数 (目標:2022年度に94 機)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 機 | 82 機 |
2018 | - 機 | 90 機 |
2019 | - 機 | 94 機 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
F-15近代化改修/能力向上
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 4 機 | 4 機 |
2018 | 8 機 | 8 機 |
2019 | 4 機 | 4 機 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2019 | 米空軍省 | 装備品の設計、製造等 | 6,898 |
2019 | 三菱重工業株式会社 | 機体改修、機能試験等 | 4,241 |