SH-60K搭載電子機器整備用構成品
府省庁: 防衛省
事業番号: 0124
担当部局: 防衛装備庁プロジェクト管理部 事業監理官(航空機担当)
事業期間: 2003年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施
事業の目的
哨戒機SH-60Kに搭載している電子機器に不具合が発生した場合、その不具合を迅速に特定し復旧整備を行うことにより任務遂行可能な可動航空機を確保するため、SH-60Kの配備計画に合わせ、各航空基地等にSH-60K搭載電子機器整備用構成品(以下「整備用構成品」という。)を装備するものである。
事業概要
整備用構成品は、SH-60Kに搭載されている24種類の電子機器と同一のもの1セットである。SH-60K搭載電子機器に不具合が発生した場合、航空機が保有する自己診断機能で不具合箇所を特定するが、複数の構成品に不具合が発生している場合など、その機能により全ての不具合を一度には特定できない場合がある。その場合、自己診断機能で不具合とされた構成品と整備用構成品を交換することで他に不具合構成品がないか再度自己診断機能で診断し、全ての不具合構成品を特定するものであり、その後、特定した不具合構成品と補用品を交換することで復旧させる。また、整備用構成品は、特定した不具合構成品を電子整備場において、試験装置により、不具合構成品の内部モジュールの不具合を特定する場合にも使用する。
整備用構成品の事業計画は、SH-60Kを数機~20機程度配備する航空基地及び複数のヘリコプターを搭載するヘリコプター搭載護衛艦(DDH)に24機器を各1セット、護衛艦(DD)に不具合発生時に運用に影響の大きい3機器を各1セット装備する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | - | 462 | 0 | 0 | 0 | 0 | 462 | 483 |
2018 | - | 1,527 | 0 | 0 | -257 | 0 | 1,270 | 1,189 |
2019 | - | 0 | 0 | 257 | 0 | 0 | 257 | 257 |
2020 | - | 242 | 0 | 0 | 0 | 0 | 242 | - |
2021 | 0 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
任務遂行可能な可動航空機(SH-60K)を確保する。
SH-60Kの搭載電子機器の可動状態を維持できた年間の機数
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - 機 | 44 機 |
2018 | - 機 | 46 機 |
2019 | - 機 | 41 機 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
SH-60K搭載電子機器整備用構成品の契約数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 1 式 | 1 式 |
2018 | 21 式 | 21 式 |
2019 | 2 式 | 1 式 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2019 | 三菱電機株式会社 | 捜索用レーダ HPS-105B | 257 |