民間主導によるJCM等を通じた低炭素技術普及促進事業
府省庁: 経済産業省
事業番号: 20-0364
担当部局: 産業技術環境局 地球環境連携室
事業期間: 2011年〜2022年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 交付
事業の目的
本事業は、我が国の優れた低炭素技術・システムによる温室効果ガスの排出削減を目的とした実証事業を実施するとともに、クレジット化に必要な温室効果ガス削減効果を測定・報告・検証(MRV)する手法開発及び削減量の定量化事業を行うことにより、民間主導のJCM等の案件形成を促進し、我が国低炭素技術・システムの普及拡大を図ることを目的とする。
事業概要
我が国の優れた低炭素技術・システム等による温室効果ガス排出削減を目的とした実証事業を実施するとともに、我が国の貢献による温室効果ガス削減効果を測定・報告・検証(MRV)するための定量化事業を行うことにより、我が国の地球規模での温室効果ガス排出削減貢献を定量化し、国際貢献量として発信する。二国間クレジット制度(JCM)を活用し、CO2回収・利用・貯留(CCUS)等の脱炭素技術等による海外での実証を実施。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 1,300 | 0 | 0 | -536 | -32 | 732 | 732 |
2019 | - | 1,000 | 0 | 536 | -552 | -737 | 247 | 246 |
2020 | - | 1,000 | 0 | 552 | -761 | -26 | 765 | 768 |
2021 | - | 1,000 | 0 | 761 | 0 | 0 | 1,761 | - |
2022 | 1,300 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
活動指標及び活動実績(アウトプット)
各年度における事業実施件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 17 件 | 23 件 |
2019 | 10 件 | 11 件 |
2020 | 6 件 | 6 件 |
5,000t-CO2トン以上のJCMクレジットを発行し、且つ実証事業終了後の普及展開期間全体で100,000t-CO2以上の排出削減効果を達成する案件累積件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | - 件 |
2019 | 1 件 | 1 件 |
2020 | 1 件 | 1 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 | 民間主導によるJCM等案件形成推進事業に係る調査、実証等の企画、公募、採択案件の業務管理等 | 768 |
2020 | 丸紅株式会社 | ASEAN地域電力会社向けIoT活用による発電事業資産効率化・高度化促進のための技術実証事業(タイ) | 422 |
2020 | 株式会社日立製作所 | ICTを活用した送電系統の電圧・無効電力オンライン最適制御(OPENVQ)による送電系統運用の低炭素化・高度化事業(タイ) | 217 |
2020 | 東芝エネルギーシステムズ株式会社 | 離島などにおけるCO2フリーの自立型水素エネルギー供給システム導入のための技術実証事業(インドネシア) | 43 |
2020 | Marubeni Power Asset Management | ASEAN地域電力会社向けIoT活用による発電事業資産効率化・高度化促進のための技術実証事業(タイ)の一部 | 31 |
2020 | 株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル | 中東地域における再エネ導入拡大のための配電系統でのエネルギーマネジメントシステム実証事業(サウジアラビア) | 30 |
2020 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所 | 我が国企業等が有する地球温暖化対策技術の海外展開シーズ発掘調査 | 20 |
2020 | 株式会社チャレナジー | 島嶼地域における再エネ利用拡大にむけた自律型マイクログリッド運用技術の実証事業(フィリピン) | 7 |