航空機モニタリング運用技術の確立等事業

府省庁: 原子力規制委員会

事業番号: 20-0050

担当部局: 原子力規制庁 長官官房放射線防護グループ 監視情報課

事業期間: 2016年〜2025年

会計区分: エネルギー対策特別会計電源開発促進勘定

実施方法: 委託・請負

事業の目的

原子力施設ごとの周辺領域における空間放射線量率のバックグラウンドレベルを状況把握し、併せて航空機の運航に支障となる箇所を把握することにより、緊急時における航空機モニタリングの運用に不可欠な情報の収集、飛行ルートの確認及び検証を行う。
また、航空機モニタリング技術に係る課題の抽出及び検討することにより、航空機モニタリング実施体制の強化を図る。 さらに、原子力総合防災訓練等において防衛省と連携した実動訓練を実施することにより、緊急時のフレームワークの構築と維持を遂行する。

事業概要

1.航空機モニタリングの運用
 ①原子力施設周辺領域における空間放射線量率のバックグラウンドレベルの状況把握及びデータ更新並びに航空機の運航に支障となる箇所の把握及び最適な飛行ルートの検討。  ②緊急時に備えた航空機モニタリング資機材及び技術の維持。 ③防衛省と連携した訓練を実施することによる航空機モニタリング技術の実効性の確認。  ④航空機モニタリング運用の最適化。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-3180000318314
2019-2770000277245
2020-2800000280256
2021-2340000234-
2022299-------
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成果目標及び成果実績(アウトカム)

本事業で得られたデータや知見等を基に各地区の緊急時における航空機モニタリングの運用方法を整理すること

緊急時における航空機モニタリングの運用方法を整理した地区の数

年度当初見込み成果実績
2018- 件2 件
2019- 件3 件
2020- 件4 件

次世代の航空機モニタリングに係る技術を検討・研究し、緊急時モニタリングに資する知見を蓄積すること

次世代の航空機モニタリング(モニタリングに使用する機体やデータ解析手法など)に係る技術を検討した件数

年度当初見込み成果実績
2018- 件- 件
2019- 件1 件
2020- 件1 件

活動指標及び活動実績(アウトプット)

1.航空機モニタリングによるバックグラウンド調査の実施 原子力施設周辺領域において本手法によるバックグラウンドレベルを把握するために地方空港と連携してフライトを実施した地区数

年度当初見込み活動実績
20182 件2 件
20193 件3 件
20204 件4 件

2.航空機モニタリングデータの妥当性確認 1.の実施において上空で得られた測定値から換算した地上高1mの線量率と地上で測定したデータと比較し妥当性を確認した件数

年度当初見込み活動実績
201860 件60 件
201980 件80 件
202070 件70 件

3.防衛省(自衛隊)との連携訓練 緊急時に備え航空機モニタリングを実施する三者(防衛省、JAEA、規制庁)による連携した訓練の実施

年度当初見込み活動実績
20182 回2 回
20192 回1 回
20201 回- 回

4.放射性プルーム計測技術のための検出器最適化 放射性プルームを上空で計測するために、シミュレーション計算により適切な条件を検討することで最適化した検出器を試作し、各種実証試験を実施した課題数

年度当初見込み活動実績
20183 件3 件
2019- 件- 件
2020- 件- 件

5.次世代航空機モニタリング技術の検討 有人ヘリコプターに代わる次世代の航空機モニタリング技術について検討を行った件数

年度当初見込み活動実績
2018- 件- 件
20191 件1 件
20201 件1 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2020国立研究開発法人日本原子力研究開発機構航空機モニタリング運用技術確立等256
2020朝日航洋株式会社航空機運航業務78
2020株式会社JDRONE長時間飛行用基礎性能試験データ取得業務55
2020株式会社静環検査センター測定調査業務20

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