遺骨収集関連事業

府省庁: 厚生労働省

事業番号: 20-0812

担当部局: 社会・援護局 事業課

事業期間: 1952年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 直接実施、委託・請負

事業の目的

先の大戦における戦没者の遺骨については、未だその多くが海外諸地域等に残されているため、それらの遺骨を迅速かつ着実に収集し、本邦へ送還することにより、戦没者遺族を慰藉することを目的とする。

事業概要

戦没者の遺骨収集は、昭和27年度から南方地域において開始され、平成3年度からは旧ソ連地域における抑留中死亡者についても遺骨の収集が可能になった。これまでに約34万柱の遺骨が収集され、陸海軍部隊や一般邦人の引揚者が持ち帰ったものを含めると、海外戦没者約240万人のうちの約半数(128万柱)が送還されている。
なお、戦後70年を経て御遺族や戦友が高齢化し、当時の状況を知る方々が少なくなり、遺骨に関する情報が減少してきている。こうした中、平成28年3月に「戦没者の遺骨収集の推進に関する法律」(平成28年法律第12号)が成立し、遺骨収集が国の責務と位置づけられたほか、令和6年度までの期間を遺骨収集の推進に関する施策の集中実施期間とすることや、関係行政機関の間で連携協力を図ること、戦没者の遺骨に関する情報収集、現地調査及び遺骨収集を行う者として一般社団法人又は一般財団法人を厚生労働大臣が指定できることなどについて定められた。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-2,19101,247003,4383,342
2019-2,16000002,1602,157
2020-2,49100-39002,1011,911
2021-2,2090390002,599-
20222,755-------
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成果目標及び成果実績(アウトカム)

令和3年度は遺骨収集等派遣について予算の計画数135回を着実に実施する。

遺骨収集等事業派遣の実施数 (目標:2021年度に135.0 回)

年度当初見込み成果実績
2018- 回85 回
2019- 回76 回
2020- 回24 回

活動指標及び活動実績(アウトプット)

遺骨収集等事業派遣の実施数

年度当初見込み活動実績
2018111 回85 回
2019119 回76 回
2020135 回24 回

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2020鹿島建設株式会社硫黄島掘削調査に必要な重機・車両等の借上等1,237
2020一般社団法人日本戦没者遺骨収集推進協会遺骨収集や遺骨情報の収集等を行う(沖縄を除く)(委託)489
2020沖縄県沖縄における遺骨収集や遺骨情報の収集等を行う(委託)25
2020出光エナジーソリューションズ株式会社硫黄島で使用する重機・車両用の燃料購入14
2020マイナミ空港サービス株式会社航空燃料の購入6
2020小笠原村硫黄島第3回遺骨収集の実施に必要な重機等の借上3
2020出光エナジーソリューションズ株式会社硫黄島で使用する重機・車両用の燃料購入3
2020小笠原村硫黄島第2回遺骨収集の実施に必要な重機等の借上3
2020小笠原村硫黄島第1回遺骨収集の実施に必要な重機等の借上3
2020スカパーJSAT株式会社硫黄島衛星通信システム更新工事2
2020株式会社北斗ユニットハウス賃貸借(沖縄戦没者遺骨鑑定作業用)1
2020オスカー・ジャパン株式会社遺骨収集関連事業の実施に係る通訳等業務1
2020スカパーJSAT株式会社硫黄島衛星通信インターネット接続の利用0

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