障害者自立支援機器等開発促進事業
府省庁: 厚生労働省
事業番号: 20-0857
担当部局: 社会・援護局障害保健福祉部 企画課自立支援振興室
事業期間: 2010年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
本事業は、障害者等の自立や社会参加の促進の観点から、障害者のニーズと開発者のシーズのマッチングを図りながら、企業等が障害当事者及び医療福祉専門職等と連携して障害者自立支援機器を開発する取り組みに補助を行い、障害者等のニーズを反映した実用的な支援機器の開発及び製品化並びに普及を促進することを目的とする。
事業概要
以下2つの事業に対し、補助を行う。
①「シーズ・ニーズマッチング強化事業」実施団体を公募し、開発機関や研究者が持つ「シーズ」と、障害当事者や医療福祉施設等の職員等が持つ「ニーズ」のマッチングを目的とした交流会を企画し実施する。補助率は、定額(10/10相当)である。
②「障害者自立支援機器等開発促進事業」実用的な支援機器の製品化に向けた開発を行う企業等を公募し、開発に要する費用の一部を助成する。補助率は、中小企業は2/3、大企業・公益法人は1/2である。但し、製品種目特定型事業については初年度のみ補助率10/10。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 150 | 0 | 0 | 0 | 0 | 150 | 150 |
2019 | - | 119 | 0 | 0 | 0 | 0 | 119 | 108 |
2020 | - | 119 | 0 | 0 | 0 | 0 | 119 | 118 |
2021 | - | 119 | 0 | 0 | 0 | 0 | 119 | - |
2022 | 154 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
開発助成を行った自立支援機器等について、助成期間終了後から、3年以内に製品化された件数が、50%以上となることを目標とする。
助成期間終了後から、3年以内に製品化された件数 (※)30年度の欄には27年度に助成終了となったものについて記載。以後の年度についても同様。 (目標:2021年度に6.0 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | 4 件 |
2019 | - 件 | 4 件 |
2020 | - 件 | 9 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
機器開発の新規採択件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 12 件 | 8 件 |
2019 | 12 件 | 9 件 |
2020 | 12 件 | 9 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 公益財団法人テクノエイド協会 | シーズ・ニーズマッチング強化事業 | 35 |
2020 | シェルエレクトロニクス株式会社 | 在宅向け排泄支援装置 | 13 |
2020 | 株式会社コンピュータサイエンス研究所 | 視覚障害者のIoH化と情報共有クラウドによる移動支援システムの開発 | 13 |
2020 | BionicM株式会社 | 下肢切断者のモビリティを向上させるパワード義足膝継手の開発 | 13 |
2020 | 株式会社QDレーザ | 網膜投影型視覚支援機器の開発 | 10 |
2020 | 一般社団法人ハートウエアラボ | 盲ろう者支援ウエアラブル意思疎通機器 | 10 |
2020 | 社会福祉法人兵庫県社会福祉事業団 | 障害児の日常生活において両手使用を必要とする動作を支援する機器 | 10 |
2020 | ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社 | 高精細音響技術を活用した携帯型対話支援システムの開発 | 6 |
2020 | 学校法人藤田学園 | 障害者の能動的な運動・活動を促すコンピューターグラフィックを利用したレクリエーション型エクササイズの開発 | 4 |
2020 | 株式会社ミクニライフ&オート | 欧州安全規格を取得した安全性の高い障がい児向けチャイルドシート | 3 |
2020 | MS&ADインターリスク総研株式会社 | シーズ・ニーズマッチング強化事業に係る業務 | 2 |