侵襲性真菌症に対する対策事業
府省庁: 厚生労働省
事業番号: 20-0992
担当部局: 国立感染症研究所 総務部会計課
事業期間: 2016年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施
事業の目的
長寿社会の到来(人口の高齢化)と医療の高度化に伴い、日本における侵襲性真菌症の頻度は漸増しており、20死亡例に1例程度の真菌症が剖検で証明されているところである。また一般医療機関では院内感染症例として年間約1万例の真菌血症があり、死亡例が30%程度に上る状況にある。高病原性真菌感染の疑似症例については、全国からの照会依頼があり、国立感染症研究所は国内で唯一の高病原性真菌(BSL-3レベル)の培養検査が可能な施設であるため、自治体や大学、医療機関等からの専門的な依頼検査に対応する必要があり、適切に対応可能となるよう検査事業を行うものである。
事業概要
①全国から依頼のある高病原性真菌による感染症(感染症法に規定される侵襲性真菌症を含む)に係る感染症法に基づく報告や診断支援のための検査の実施
②藩主性クリプトコックス症(26年度に感染症法に規定)の診断法標準化、コクシジオイデス症診断法の改良、その他緊急に必要となる真菌検査法の構築
③免疫不全患者の侵襲性真菌症の緊急検査(特に造血幹細胞移植レシピエントの侵襲性真菌症例の遺伝子検査)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 |
2019 | - | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 |
2020 | - | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 |
2021 | - | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | - |
2022 | 2 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
地方衛生研究所等からの検体依頼件数
そのうち原因病原体の同定に至った件数 (目標:2021年度に10.0 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | 10 件 |
2019 | - 件 | 10 件 |
2020 | - 件 | 10 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
検査検体数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 10 件 | 10 件 |
2019 | 10 件 | 11 件 |
2020 | 10 件 | 11 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 株式会社ダルトンメンテナンス | 検査機器修理 | 1 |
2020 | 岩井化学薬品株式会社 | 消耗品購入 | 0 |
2020 | 理科研株式会社 | 消耗品購入 | 0 |
2020 | 株式会社池田理化 | 消耗品購入 | 0 |
2020 | 株式会社池田理化 | 消耗品購入 | 0 |
2020 | 株式会社池田理化 | 消耗品購入 | 0 |
2020 | 株式会社薬研社 | 消耗品購入 | 0 |
2020 | 株式会社雄誠堂 | 消耗品購入 | 0 |
2020 | 株式会社ヤマダホールディングス | 消耗品購入 | 0 |
2020 | 有限会社エノモト | 消耗品購入 | 0 |
2020 | 株式会社シューエイ商行 | 消耗品購入 | 0 |
2020 | 株式会社チヨダサイエンス | 消耗品購入 | 0 |