機械等の災害防止対策費
府省庁: 厚生労働省
事業番号: 20-0494
担当部局: 労働基準局安全衛生部 安全課
事業期間: 不明〜終了予定なし
会計区分: 労働保険特別会計労災勘定
実施方法: 直接実施、委託・請負、補助
事業の目的
①危険性・有害性のある機械等について、危険性・有害性等の調査(リスクアセスメント)の促進及び労働災害の防止を図ることを目的として、機械等設置届の受理、審査及び実施調査を行うとともに、機械等の検査検定等を行う登録機関の監査指導を行う。
②機械の製造者におけるリスクアセスメント等の実態に関する通信調査等を実施するとともに、当該調査結果を分析した上で、今後の機械に係る安全対策の検討を行う。(令和2年度まで)
➂自走自律制御機械の安全性を確保するため、関係事業者等に対する実態調査を行い、実証試験のプロトコルの策定に当たって留意すべき事項等をとりまとめる。(令和2年度まで)
④装置産業における設備の老朽化による労働災害を防止することを目的として、高経年生産設備の実態調査及び安全対策の調査分析を行う。(令和2年度まで)
⑤スマート保安推進のためボイラー等の性能検査に係る開放検査周期の延長(現行最大8年から12年に延長)について技術的要件を検討する。(令和2年度から)
⑥輸入機械等を中心として市場に流通している型式検定対象機械等(防爆構造電気機械器具)に買取試験を実施し、機械等の安全性を担保する。
⑦最新の構造規格に適合した機械等に更新するための経費の一部に対する補助金を交付し、高水準の安全衛生を有する機械等の普及を促す。(令和3年度まで)
⑧製造業等における労働災害の防止等に関する業務の円滑な運営に資するため、都道府県労働局又は労働基準監督署に計画届審査員を設置する。(令和3年度から)
事業概要
①機械等設置届等に係る審査及び実地調査及び登録検査業者等に対する指導
②機械の安全対策の強化に向けた検討事業(令和2年度まで)
③技術革新に対応した機械設備の安全対策の推進(令和2年度まで)
④老朽化した生産設備における安全対策の調査分析事業(令和2年度まで)
⑤スマート保安の推進に係るボイラー等の開放検査周期延長等検討事業(令和2年度から)
⑥型式検定対象機械等の買取試験事業
⑦既存不適合機械等更新支援補助金事業(令和3年度まで)
⑧計画届審査員の設置(令和3年度から)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 101 | 0 | 0 | 0 | 0 | 101 | 87 |
2019 | - | 506 | 0 | 0 | 0 | 0 | 506 | 488 |
2020 | - | 819 | 0 | 0 | 0 | 77 | 896 | 879 |
2021 | - | 1,017 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1,017 | - |
2022 | 670 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
トライアル実施事業場へのアンケート結果の「自らの事業場でリスクアセスメントを実施したい。」が60%以上。(平成30年度まで)
トライアル実施事業場へのアンケート結果 (「自らの事業場でリスクアセスメントを実施したい。」の回答/アンケート調査数)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | 100 % |
2019 | - % | - % |
2020 | - % | - % |
「買取試験を実施した全ての型式に規格を満たさせる。」
「買取試験を実施した機械等の型式のうち、構造規格を満たす型式の割合」 (構造規格を満たす型式の数/買取試験を実施した機械等の型式の数) (目標:2021年度に100.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | 100 % |
2019 | - % | 100 % |
2020 | - % | 100 % |
間接補助機械のうち、より安全性の高いもの(付加安全措置が過負荷防止装置1以上、フルハーネス型3以上)の割合を60%以上とする。 (令和元年度から)
間接補助金交付実績 (目標:2021年度に60.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | - % |
2019 | - % | 71.7 % |
2020 | - % | 63.8 % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
機能安全を活用した機械設備の安全対策の推進事業に係るトライアル実施対象を3事業場選定し、実施する。(平成30年度まで)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 3 件 | 3 件 |
2019 | - 件 | - 件 |
2020 | - 件 | - 件 |
防爆構造電気機械器具の安全性担保のための選定基準に該当する型式のうち80%以上を対象として、買取試験を実施する。
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 80 % | 100 % |
2019 | 80 % | 100 % |
2020 | 80 % | 100 % |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 建設業労働災害防止協会 | 既存不適合機械等更新 支援補助金 | 798 |
2020 | 公益社団法人産業安全技術協会 | 型式検定対象機械等の買取試験の実施 | 38 |
2020 | 株式会社三菱ケミカルリサーチ | 老朽化した生産設備における安全対策調査分析事業 | 15 |
2020 | 一般社団法人日本ボイラ協会 | ボイラー等に係る開放検査周期の延長等検討事業 | 10 |
2020 | 中央労働災害防止協会 | 技術革新に対応した機械設備の安全対策の推進 | 8 |
2020 | 中央労働災害防止協会 | 機械の安全対策の強化に向けた検討事業 | 7 |
2020 | テュフ・ラインランド・ジャパン株式会社 | 温水ボイラーに係る海外の規制等調査事業 | 1 |
2020 | 一般社団法人日本ボイラ協会 | 温水ボイラーの製造等の実態調査等事業 | 1 |
2020 | 職員旅費 | 職員の出張に係る旅費 | 1 |
2020 | 庁費 | 役務・物品の購入等 | 0 |
2020 | 委員等旅費 | 専門家への旅費 | 0 |
2020 | 庁費 | 役務・物品の購入等 | 0 |