コベネフィット・アプローチ推進事業費
府省庁: 環境省
事業番号: 20-0111
担当部局: 水・大気環境局 総務課 国際協力推進室
事業期間: 2010年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負、その他
事業の目的
アジアの途上国においては、著しい経済成長に伴う大気汚染や水質汚濁等の環境汚染問題が課題となっている。また、気候変動対策に係る国際交渉において、途上国による温室効果ガス削減行動への取組が共通認識となっている。こうした状況を踏まえ、環境汚染対策と温室効果ガスの排出削減対策を同時に実現するコベネフィット(共通便益)・アプローチを推進することにより、途上国における環境改善効果を図るとともに、途上国の温暖化対策を進めることを目的とする。
事業概要
コベネフィット効果を有する事業の拡大及び環境政策等におけるコベネフィット・アプローチの主流化を目的として、①多国間の活動として、アジアの環境所管官庁・国際機関関係者を対象とした、アジア・コベネフィット・パートナーシップを通じた普及・啓発活動、②二国間の活動として、環境大臣間の覚書等に基づく協力におけるコベネフィット効果の定量把握に係る共同研究・セミナー/研修等、③コベネフィット分野等の解析モデルの実績を有する国際研究機関の研究活動支援を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 106 | 0 | 0 | 0 | 0 | 106 | 103 |
2019 | - | 111 | 0 | 0 | 0 | 0 | 111 | 109 |
2020 | - | 104 | 0 | 0 | 0 | 0 | 104 | 97 |
2021 | - | 103 | 0 | 0 | 0 | 0 | 103 | - |
2022 | 98 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
コベネフィット・アプローチの普及により、共同で当該アプローチを推進するパートナー数を維持する。
アジア・コベネフィット・パートナーシップへの参加団体数
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 団体数 | 13 団体数 |
2019 | - 団体数 | 13 団体数 |
2020 | - 団体数 | 13 団体数 |
アジア・コベネフィット・パートナーシップを活用したコベネフィットアプローチに係る普及・啓発活動の回数を増やす
普及活動数
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 事例数 | 3 事例数 |
2019 | - 事例数 | 4 事例数 |
2020 | - 事例数 | 5 事例数 |
IIASAにおける、邦人研究者を維持する。
IIASAにおける研究者のうち、拠出金の割合に応じた邦人研究者数。
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 人 | 10 人 |
2019 | - 人 | 9 人 |
2020 | - 人 | 10 人 |
IIASAと連携したコベネフィットアプローチに係る普及・啓発活動の回数、共同研究の数を増やす
普及・啓発活動回数、共同研究数
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 回数 | 3 回数 |
2019 | - 回数 | 4 回数 |
2020 | - 回数 | 5 回数 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
IIASAと日本組織との相互連携事業数を維持する
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 5 件数 | 5 件数 |
2019 | 5 件数 | 5 件数 |
2020 | 5 件数 | 5 件数 |
IIASAにおける邦人幹部及び、論文引用数の多いトップ邦人研究者数を維持する
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 1 人 | 1 人 |
2019 | 1 人 | 1 人 |
2020 | 1 人 | 2 人 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2020 | 国際応用システム分析研究所(IIASA) | 国際応用システム分析研究所に対する拠出金 | 86 |
2020 | 公益財団法人地球環境戦略研究機関 | アジア・コベネフィット・パートナーシップ、及び国際応用システム分析研究所日本委員会の運営に関する連絡・調整 | 10 |