化学物質国際対応政策強化事業費

府省庁: 環境省

事業番号: 20-0263

担当部局: 環境保健部 環境安全課

事業期間: 2009年〜終了予定なし

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

化学物質の適切な管理は国際的な課題として認識され、UNEP(国連環境計画)、OECD(経済協力開発機構)等の国際機関において、化学物質の環境安全性確保に関する活動が活発に行われているところであり、適切な化学物質管理に関する国際動向を把握するとともに国内の対応について検討することを目的とする。

事業概要

1.化学物質国際動向対応業務
 WSSD2020年目標(2020年までに化学物質の製造と使用による人の健康や環境への悪影響の最小化を目指す)の達成に向け、平成24年に策定したSAICM(国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ)国内実施計画に基づき、「化学物質と環境に関する政策対話」等での議論を踏まえながら、包括的な化学物質対策の確立と推進に向けて引き続き取組を進めていく。 また、2020年以降の次期枠組の策定に関する議論にも積極的に貢献していく。その他、OECD等で実施される会合やプログラム等の検討状況及び諸外国の対応を調査し、我が国として必要な対応を検討する。 2.化学物質の有害性分類・ラベル調査及びラベル情報の提供  GHS(化学品の分類及び表示に関する世界調和システム)未分類の化学物質について分類を実施するとともに、分類済みの化学物質について、新たな知見や国際動向を踏まえつつ、分類結果の見直しを行い、結果を公表する。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-2700002724
2019-3300003334
2020-3700003734
2021-41000041-
202242-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2018201920202021202201020304050Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

化審法、化管法等においてリスクが懸念される物質について、GHSに基づく環境危険有害性が未分類の物質が生じないよう毎年180物質の分類を実施する。

GHSに基づく環境有害危険性分類を実施した分類物質数(再分類を含む)

年度当初見込み成果実績
2018- 物質172 物質
2019- 物質144 物質
2020- 物質180 物質

活動指標及び活動実績(アウトプット)

化学物質と環境に関する政策対話の開催

年度当初見込み活動実績
20182 回1 回
20192 回2 回
20202 回- 回

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2020株式会社エックス都市研究所ポストSAICMの枠組みに係る調査・検討15
2020一般社団法人海外環境協力センターポストSAICMの枠組みを踏まえた国内措置にかかる調査・検討9
2020一般財団法人化学物質評価研究機構GHSに係る化学物質基礎データ整備等5
2020株式会社エックス都市研究所OECDグローバル・フォーラム対応1

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