海洋環境保全上適正な海底下CCS実施確保のための総合検討事業

府省庁: 環境省

事業番号: 20-0038

担当部局: 水・大気環境局 水環境課海洋環境室

事業期間: 2016年〜2020年

会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定

実施方法: 委託・請負

事業の目的

 2050年温室効果ガス80%排出削減を実現するためには、抜本的な排出削減技術を普及させることが不可欠である。とりわけ、石炭火力発電所等の大規模排出源には、二酸化炭素回収・貯留(以下「海底下CCS事業」という。)の導入が求められる。このため、海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律に基づき、海底下CCS事業が海洋環境に悪影響を及ぼさないよう適正に実施されることを確保するため、審査当局としてモニタリング技術及び超長期的に必要な制度のあり方の確立を図る。

事業概要

 北海道苫小牧沿岸域において実施中の国内第一号海底下CCS事業(経済産業省委託事業)について、規制官庁である環境省において、最新の知見を活用したモニタリング技術を適用し、苫小牧沿岸域における海洋環境把握のためのモニタリングを実施する。また、当該モニタリング結果については広く国民に公表する。また、その結果を検証していくことにより、CCS事業における適正なモニタリング技術の適用方法の確立を図る。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-2600000260260
2019-2600000260252
2020-2600000260252
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額201820192020050100150200250300Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

各年度においてモニタリング技術を適用し、有効性の有無を確認する。

CCS事業における適用の有効性が実証、確認された技術数

年度当初見込み成果実績
2018- 件4 件
2019- 件3 件
2020- 件4 件

活動指標及び活動実績(アウトプット)

新たな適用方法の確立を図るために調査、情報収集のうえ検討したモニタリング技術数

年度当初見込み活動実績
20186 件4 件
20195 件3 件
20205 件4 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2020株式会社KANSOテクノス海底下CCS事業に係る海底下モニタリング技術の確立に向けた調査252
2020超電導センシング技術研究組合電磁探査技術開発・検証18
2020株式会社日本海洋生物研究所底生生物の同定3

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