海上輸送の構造変化に対応したコンテナ航路網予測手法の開発
府省庁: 国土交通省
事業番号: 0456
担当部局: 国土技術政策総合研究所(横須賀) 港湾計画研究室
事業期間: 2015年〜2017年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
国際海上コンテナ貨物量の増大や輸送効率化を背景に、超大型コンテナ船の急増や、船社の連携が急展開しているほか、新パナマ運河の供用(2016年予定)や、北極海航路の利用増が見込まれている。このような海上輸送構造の変化に応じて、アジア諸国の後手を踏むことなく国際コンテナ戦略港湾施策の更なる展開を的確に講じるために、将来の世界のコンテナ航路ネットワーク変化や我が国へのコンテナ船の寄港変化を定量的に予測できるコンテナ航路網予測手法を開発する。
事業概要
国際海上コンテナ船の航路網に関わる資料(航路推移、大型船建造、アライアンス、ターミナルオペレーター、ハブ港湾、運河整備、貨物流動等)及び、コンテナ航路形成に関わる資料(コンテナ船の投入航路、船型、頻度、寄港地等)の収集分析を行い、世界主要地域間におけるコンテナ貨物流動量予測サブモデルとコンテナ船投入予測サブモデルからなるコンテナ航路網予測モデルを開発する。更には、超大型コンテナ船の就航状況、北極海航路の商業利用進展、海上コンテナ貨物量の推移等を基に、将来の海上輸送に関わるシナリオ設定を行い、将来のコンテナ航路網の予測を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | - | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 6 |
2016 | 6 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 |
2017 | 6 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
海上輸送の構造変化に対応したコンテナ航路網の予測手法の開発
開発手法 (目標:2017年度に1 式)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2015 | - 式 | - 式 |
2016 | - 式 | - 式 |
2017 | - 式 | - 式 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
本事業に関連する論文・報告発表、刊行物公表件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2015 | - 件 | 4 件 |
2016 | 2 件 | 2 件 |
2017 | 2 件 | 2 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2015 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 | コンテナ輸送を取り巻く諸情勢とコンテナ船就航状況に関する分析、コンテナ貨物流動予測サブモデルのプロトタイプ検討 | 5 |
2016 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 | 世界コンテナ貨物純流動OD推計及び航路網予測モデル高度化 | 5 |
2017 | パシフィックコンサルタンツ株式会社 | 海上輸送構造に影響を与えうる要因に関する資料収集,航路網予測モデルの改善 | 5 |