スーパーコンピュータ「富岳」の開発
府省庁: 文部科学省
事業番号: 20-0236
担当部局: 研究振興局 参事官(情報担当)
事業期間: 2014年〜2020年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
我が国が直面する社会的・科学的課題の解決に資する世界最高水準の汎用性のあるスーパーコンピュータを国として戦略的に開発・整備する。
事業概要
幅広いアプリケーションを高い実行性能で利用できるシステムの開発と、我が国が直面する社会的・科学的課題に対応するためのアプリケーションの開発を協調的に行う。具体的には、理化学研究所計算科学研究センターを開発主体としてシステムの設計・開発を進めるとともに、その性能を最大限引き出し、世界に先駆けた成果を創出するために必要なアプリケーションの開発を一体的に行う。(補助率:定額)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 5,630 | 20,860 | 35 | -80 | -54 | 26,391 | 26,388 |
2019 | - | 9,910 | 14,400 | 80 | -139 | 0 | 24,252 | 24,251 |
2020 | - | 5,975 | 32,489 | 139 | 0 | 0 | 38,603 | 38,603 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
「富岳」の開発を着実に推進し、令和3年度を目標に運用開始する。 ※目標としていた共用開始時期(令和3年度)を前倒し、令和3年3月に共用開始。
プロジェクト進捗率(「富岳」の開発) ※進捗に応じ、プロジェクト着手10%、基本設計評価20%、コスト、性能評価30%、中間評価50%、製造設置100%、開発フェーズと製造フェーズで50:50としている。 (目標:2021年度に100.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | 50 % |
2019 | - % | 50 % |
2020 | - % | 100 % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
開発しているアプリケーション数 ※令和元年度に事業が終了。令和2年度は、「富岳」本体の製造・設置経費のみが計上されている。
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 185 件 | 191 件 |
2019 | 195 件 | 195 件 |
2020 | - 件 | - 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 次世代超高速電子計算機システムの開発・整備等 | 38,602 |
2020 | 富士通株式会社 | 次世代超高速電子計算機システムの製造・構築 | 37,289 |
2020 | 富士通株式会社 | 次世代超高速電子計算機システムのソフトウェア調整 他 | 610 |
2020 | 株式会社日立ソリューションズ東日本 | McKernelのLinux機能強化 VI 他 | 28 |
2020 | 株式会社メトロ | スーパーコンピュータ「富岳」向け集団通信機能の開発 他 | 25 |
2020 | 株式会社フィックスターズ | FPGA SoCネットワーク管理ソフトウェアの開発 他 | 16 |
2020 | 日本ヒューレット・パッカード合同会社 | アプリケーションポータビリティ検証用計算機賃貸借・運用保守 他 | 15 |
2020 | 株式会社SRA | Processes-in-Process (PiP) の Centos8 対応の補助作業 他 | 8 |
2020 | 株式会社アックス | XcalableMP C++コンパイラの開発 他 | 8 |
2020 | METAHACK Japan株式会社 | IHKインターフェイスのテスト強化 | 6 |
2020 | シスコシステムズキャピタル株式会社 | ネットワークシステムの追加(賃貸借・運用保守)東京分室 | 2 |
2020 | エクセルソフト株式会社 | アプリケーションポータビリティ検証用計算機システムのコンパイラ購入 他 | 2 |