「知」の集積と活用の場によるイノベーション創出推進事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 20-0210
担当部局: 農林水産技術会議事務局 研究推進課
事業期間: 2014年〜2022年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負、交付
事業の目的
農林水産・食品分野にさまざまな分野の知識や革新的な技術を導入する新たな産学官連携研究の仕組みである「知」の集積と活用の場づくりを推進し、オープンイノベーションの環境を整備するとともに、事業化・商品化につながる革新的技術の創出を加速化する。
事業概要
異分野の知識・技術等を導入した産学官連携研究を促進する「知」の集積と活用の場の各種取組への支援とともに、提案公募型の研究開発を実施。
(1)「知」の集積による産学連携推進事業:産学官連携協議会が行うセミナー・ワークショップ等の運営、研究開発プラットフォームの研究戦略づくり等を支援。
(2)イノベーション創出強化研究推進事業:基礎段階から実用化段階の提案公募型研究により、企業や大学等で構成される研究コンソーシアムによる研究開発等を支援。 (詳細は別添参照)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 4,751 | -0 | 0 | 0 | 0 | 4,751 | 4,741 |
2019 | - | 4,798 | -4 | 0 | 0 | 0 | 4,794 | 4,787 |
2020 | - | 4,578 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4,578 | 4,558 |
2021 | - | 4,642 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4,642 | - |
2022 | 4,990 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
(2)①イノベーション創出強化研究推進事業 基礎研究ステージ及び応用研究ステージは、実施課題の70%以上において、革新的な技術成果や実用化につながる技術成果を創出
研究課題終了時の評価において、評価数に対する「A評価(研究目標以上を達成した)」及び「B評価(研究目標を予定どおり達成した)」と評価された割合(%) (目標:2022年度に70.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | 95 % |
2019 | - % | 100 % |
2020 | - % | - % |
(2)①イノベーション創出強化研究推進事業 開発研究ステージは、実施課題の80%以上において、商品化・事業化が有望な研究成果を創出
研究課題終了時の評価において、評価数に対する「A評価(研究目標以上を達成した)」及び「B評価(研究目標を予定どおり達成した)」と評価された割合(%) (目標:2022年度に80.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | 97.6 % |
2019 | - % | 95.8 % |
2020 | - % | - % |
(2)の各事業において、研究成果の50%以上が、次のステージの研究や農林水産・食品産業の現場において普及・活用
(2)の各事業において、研究課題終了2年後及び5年後の調査において、実用化または次の発展的研究開発に繋げたと評価された研究成果の割合(%) (目標:2027年度に50.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | 62 % |
2019 | - % | 68 % |
2020 | - % | 74 % |
(2)②「知」の集積と活用の場による研究開発モデル事業において、実施課題の80%以上で商品化・事業化が有望な研究成果を創出
実施課題のうち、研究終了時において「A評価」又は「B評価」と評価される課題の割合 (目標:2020年度に80.0 %)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - % | - % |
2019 | - % | - % |
2020 | - % | 88.2 % |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
(1)①「知」の集積と活用の場推進事業 研究開発プラットフォームへの活動費支援件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 29 数 | 29 数 |
2019 | 9 数 | 9 数 |
2020 | 4 数 | 4 数 |
(1)②産学連携支援事業 産学連携コーディネーターによるニーズ、シーズ等の収集件数及び研究計画作成支援件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 649 件 | 613 件 |
2019 | 641 件 | 601 件 |
2020 | 572 件 | 535 件 |
(1)③技術交流推進事業 アグリビジネス創出フェアへの出展をきっかけにマッチングが成立した又はしようとしている件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 307 件 | 405 件 |
2019 | 337 件 | 221 件 |
2020 | 354 件 | 53 件 |
(2)①イノベーション創出強化研究推進事業 各年度の実施課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 143 課題 | 141 課題 |
2019 | 109 課題 | 116 課題 |
2020 | 109 課題 | 110 課題 |
(2)②「知」の集積と活用の場による研究開発モデル事業の実施課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 15 課題 | 15 課題 |
2019 | 15 課題 | 15 課題 |
2020 | 13 課題 | 13 課題 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 基礎的研究業務の推進に係る一般管理費及び業務経費 | 477 |
2020 | アドバンスドバイオカーボンコンソーシアム(信州大学) | 森林資源を有効活用した革新的新素材の創成と応用の開拓 | 125 |
2020 | 地域産学連携コンソーシアム (代表機関:(公社)農林水産・食品産業技術振興協会) | 農林水産・食品産業分野の研究に関わる専門家を、産学連携コーディネーターとして全国に配置するとともに、多様な分野を専門とする大学教授等を非常勤コーディネーターとして業務委嘱。 これらの専門家により、技術シーズ研究会の開催等を通じた共同研究グループの形成等の産学連携支援活動や技術相談等を実施。 | 119 |
2020 | 超効率的有機合成を駆使した農薬製造プロセスに関する研究コンソーシアム(日産化学工業㈱) | 低価格農薬を実現する革新的生産プロセスの開発 | 110 |
2020 | アジアモンスーンPFSコンソーシアム(三菱ケミカル㈱) | 農林水産・食品産業の情報化と生産システムの革新を推進するアジアモンスーンモデル植物工場システムの開発 | 106 |
2020 | AI病害発生予測コンソーシアム(秋田県立大学 ) | 施設園芸の主要病害発生予測AIによる総合的病害予測・防除支援ソフトウェア開発 | 73 |
2020 | サケマス養殖技術共同研究コンソーシアム(福井中央魚市株式会社) | サケマス類の日本式海面養殖技術の研究開発 | 71 |
2020 | イノベ事業カドミ低吸収性稲拡大コンソーシアム(農研機構) | 先端ゲノム育種によるカドミウム低吸収性イネ品種の早期拡大と対応する土壌管理技術の確立 | 69 |
2020 | イノベ事業02019Cコンソーシアム(農研機構) | アスパラガス生産に働き方改革を!改植技術「枠板式高畝栽培」を基盤とした省力安定栽培システムの開発 | 67 |
2020 | 大規模沖合養殖システム実用化コンソーシアム(日鉄エンジニアリング(株)) | 大規模沖合養殖システム実用化研究 | 61 |
2020 | 代謝制御性アミノ酸シグナルを利用した高品質食肉開発コンソーシアム(東京大学) | アミノ酸の代謝制御性シグナルを利用した高品質食肉の研究開発とそのグローバル展開 | 57 |
2020 | イノベ事業生プラ2コンソーシアム(農研機構) | 畑作の省力化に資する生分解性プラスチック分解酵素の製造技術と生分解性農業資材利用技術の高度化 | 54 |
2020 | 豚抗病性改善指標のin vitro評価系の創出コンソーシアム(東北大学大学院農学研究科) | 豚抗病性改善指標のin vitro評価系の創出 | 53 |
2020 | 振動農業技術コンソーシアム(電気通信大学) | 害虫防除と受粉促進のダブル効果!スマート農業に貢献する振動技術の開発 | 50 |
2020 | リンドウ開花制御基盤技術開発コンソーシアム(岩手生物工学研究センター) | 中性園芸作物リンドウの開花制御基盤技術の開発 | 50 |
2020 | 化学生物学ゲノム編集コンソーシアム(京都大学) | プロモーターゲノム編集技術の化学生物学的イノベーションによる主要作物の種子収量増産に関する開発研究 | 50 |
2020 | 体調不良哺育牛の早期発見技術開発コンソーシアム (北海道大学) | 群飼育下の乳用雌哺育牛から体調不良個体を早期検出するリアルタイムモニタリング技術の開発 | 49 |
2020 | ナノアグリ・フォーカス・コンソーシアム(信州大学) | ナノナノ複合体の活用による次世代施設園芸の生産性向上 | 48 |
2020 | 脳機能改善食品開発コンソーシアム(農研機構) | 脳機能改善作用を有する機能性食品開発 | 45 |
2020 | 高付加価値野菜品種利用促進のためのAI-ロボット温室開発コンソーシアム(筑波大学) | 高付加価値野菜品種ごとに適した栽培条件を作出できるAI-ロボット温室の開発 | 41 |
2020 | 中層・大規模ツーバイフォー建築コンソーシアム(森林研究・整備機構) | 複合部材を活用した中層・大規模ツーバイフォー建築の拡大による林業の成長産業化 | 41 |
2020 | 株式会社フジヤ | ・技術交流展示会である「アグリビジネス創出フェア」の開催 ・公的研究機関等と民間企業等に対する調査等の実施 | 40 |
2020 | 機能性野菜を用いた腸内フローラ解析コンソーシアム(京都府立医科大学) | 機能性野菜を用いた腸内フローラ解析による生体恒常性維持効果の実証研究 | 40 |
2020 | 確かな分析技術と科学的根拠が支える機能性表示食品研究開発コンソーシアム(東北大学大学院) | 海鞘(ホヤ)プラズマローゲンの機能性食品への応用研究 | 40 |
2020 | アズ・ワールドコムジャパン株式会社 | 協議会の運営及びセミナー、ワークショップ、ポスターセッションの開催 | 36 |
2020 | 廃菌床由来ナノファイバーの研究開発コンソーシアム(鳥取大学) | 廃菌床由来キチン/セルロースナノファイバーを活用した高機能性農業資材の開発 | 34 |
2020 | CNF・CNT融合&食品低温乾燥応用コンソーシアム(東京大学) | 高機能性セルロースナノファイバー(CNF)・カーボンナノチューブ(CNT)複合構造体の開発および低温型遠赤外線乾燥システム等への応用 | 19 |
2020 | 公益財団法人未来工学研究所 | 関連する複数の研究開発プラットフォームを統括するプロデューサーの各種活動を支援を実施 | 10 |
2020 | 三菱ケミカル株式会社 | 関連する複数の研究開発プラットフォームを統括するプロデューサーの各種活動を支援を実施 | 8 |
2020 | 国立研究開発法人森林研究・整備機構 | 関連する複数の研究開発プラットフォームを統括するプロデューサーの各種活動を支援を実施 | 6 |
2020 | 国立大学法人東京大学 | 研究開発プラットフォームにおける研究戦略及び知的戦略の策定の支援を実施 | 1 |
2020 | 国立大学法人東京大学 | 研究開発プラットフォームにおける研究戦略及び知的戦略の策定の支援を実施 | 1 |
2020 | 株式会社産学連携機構九州 | 研究開発プラットフォームにおける研究戦略及び知的戦略の策定の支援を実施 | 1 |
2020 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 研究開発プラットフォームにおける研究戦略及び知的戦略の策定の支援を実施 | 0 |