輸入栽培用種子中の未承認遺伝子組換え体検査対策事業委託費
府省庁: 農林水産省
事業番号: 20-0222
担当部局: 消費・安全局 農産安全管理課
事業期間: 2012年〜2025年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
海外で開発された未承認遺伝子組換え農作物の流入による、我が国における生物多様性や農業生産・食料安定供給への影響を防止するためには、輸入時の水際対策が重要であることから、これら遺伝子組換え農作物に係る検査法を整備する。
事業概要
①栽培用種子の未承認遺伝子組換え体検査法整備事業
海外で遺伝子組換え体が開発中の作物を対象に、粉砕及びDNA抽出方法等を検討するとともに、抽出DNAから遺伝子組換え体を検知可能な検査試薬を作成することで、当該作物の検査に最適な一連の手順を構築する。
②栽培用種子の未承認遺伝子組換え体検査法確立事業
構築した検査法の科学的信頼性(妥当性)を、国際的なガイドラインに則った共同試験により確認し、公定法として確立する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | 11 |
2019 | - | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 10 |
2020 | - | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 10 |
2021 | - | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | - |
2022 | 10 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
【アウトカム】 我が国で未承認の遺伝子組換え農作物の流入防止につながる、栽培用種子を対象とした検査法を令和7年度までに32件開発。
開発した検査法の件数 (最終年度の成果目標値は累積件数) (目標:2025年度に32.0 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | 18 件 |
2019 | - 件 | 21 件 |
2020 | - 件 | 23 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
操作手順を構築し、公定法として確立した検査法の数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 3 件 | 3 件 |
2019 | 3 件 | 3 件 |
2020 | 3 件 | 2 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 株式会社ファスマック | サトウキビ及びベニバナの検査法を整備し、検査手順の科学的信頼性の確保に向けた共同試験(妥当性確認試験)に用いる試料調製や配布、データ集積を実施。 | 10 |
2020 | 一般財団法人日本食品分析センター | サトウキビ及びベニバナの検査法の科学的信頼性確認試験へ参加。試験データをとりまとめ機関へ提出。 | 1 |
2020 | 一般財団法人日本食品検査 | サトウキビ及びベニバナの検査法の科学的信頼性確認試験へ参加。試験データをとりまとめ機関へ提出。 | 1 |
2020 | 一般財団法人新潟県環境衛生研究所 | サトウキビ及びベニバナの検査法の科学的信頼性確認試験へ参加。試験データをとりまとめ機関へ提出。 | 1 |
2020 | 一般社団法人日本海事検定協会 | サトウキビ及びベニバナの検査法の科学的信頼性確認試験へ参加。試験データをとりまとめ機関へ提出。 | 0 |