食品産業イノベーション推進事業

府省庁: 農林水産省

事業番号: 20-0005

担当部局: 大臣官房新事業・食品産業部 食品製造課食品企業行動室

事業期間: 2018年〜2020年

会計区分: 一般会計

実施方法: 補助

事業の目的

食品製造業は労働集約型の産業であり、他産業と比べて労働生産性が低い状況にある。このため本事業においては、ロボット、AI(人工知能)、IoT等の先端技術のモデル実証と実証成果の横展開を図ることにより、食品産業におけるイノベーションを創出し、食品産業全体の生産性向上を推進することを目的とする。

事業概要

1.モデル実証の支援
①革新的技術活用実証事業〔補助(1/2)〕 生産コスト低減、経営管理能力向上のためのロボット、AI、IoT等の活用等による生産性向上など、革新的で新規性のある技術の活用実証を支援。 ②業種別業務最適化実証事業〔補助(定額)〕 専門家の工場診断や改善指導により、業務の最適化や人材育成を図る取組を支援。 ③コンソーシアム共同実証事業〔補助(1/2)〕  食品事業者、機械メーカー、情報関連企業、研究機関等を構成員とするコンソーシアムが、基盤的・標準的技術で業種横断的な機器・システムの開発・構築を行い、活用実証を図る取組を支援。 2.モデル実証成果の横展開〔補助(定額)〕 本事業による実証・調査結果も活用し、食品事業者の生産性向上に対する意識改革を目的とした研修会等の開催や業界内に横展開する取組を支援。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2018-8600008685
2019-107000010795
2020-5000005041
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額2018201920200255075100125Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

各年度においてモデル実証事業実施主体の工場単位での労働生産性を平均3.0%向上する。

モデル実証事業実施主体の工場単位での労働生産性の伸びの平均値 ※{(当該年度の工場単位労働生産性/前年度の工場単位労働生産性)-1}*100 (目標:2021年度に3.0 %)

年度当初見込み成果実績
2018- %5.1 %
2019- %9.3 %
2020- %5.8 %

各年度において研修会のアンケート結果における「参考になった」旨の回答の割合を70%以上とする。

研修会終了後のアンケート結果の「非常に参考になった」「一部参考になった」の参加人数に対する割合 ※「非常に参考になった」「一部参考になった」の回答数/アンケート回答数 (目標:2021年度に70.0 %)

年度当初見込み成果実績
2018- %98 %
2019- %94 %
2020- %89 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

モデル実証の支援件数

年度当初見込み活動実績
201810 件13 件
201913 件13 件
20204 件5 件

研修会等開催数

年度当初見込み活動実績
20188 回8 回
20198 回1 回
20202 回1 回

先進・優良事例等の収集件数

年度当初見込み活動実績
201830 件39 件
201930 件20 件
2020- 件- 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2020株式会社日本能率協会コンサルティング・モデル実証事業に係る検討委員会の開催・生産性向上モデル実証事業の管理        ・本事業による実証成果をとりまとめた動画のwebサイトでの公開等による情報発信41
2020株式会社やまやコミュニケーションズモデル実証事業の実施13
2020株式会社富士忍野食品モデル実証事業の実施10
2020北海道はまなす食品株式会社モデル実証事業の実施6
2020オーマイ株式会社モデル実証事業の実施5
2020魚津漁業協同組合モデル実証事業の実施3

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