戦略的国際共同研究推進事業(国益に直結した国際連携の推進に要する経費)
府省庁: 農林水産省
事業番号: 20-0211
担当部局: 農林水産技術会議事務局 国際研究官室
事業期間: 2014年〜2024年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
これまで、国際農林水産研究は、研究者個人等のネットワークに依存するところが大きく、組織的・体系的及び戦略的に実施することが課題とされてきたところである。このため、本事業では、社会経済のグローバル化や情報化の深化にあわせ、政府間の合意や行政ニーズに対応し、また近年増加傾向にある気候変動の進展や越境性病害虫の発生など地球規模課題解決のため、海外の農業研究機関の優れた知見を活用し世界の先端技術を積極的に導入するための国際共同研究の実施やその枠組みを推進し、「攻めの農林水産業」を実現させるための国内研究の加速化等にも寄与する。
事業概要
①G7及びG20等の多国間政策枠組や二国間のハイレベルでの合意事項及び行政ニーズに基づき、対象国・研究機関及び研究課題を特定し、当該国際研究機関との国際共同研究に関する覚書(MOU)締結に必要な調査・協議等を支援する。(平成30年度事業終了)
②農林水産技術会議事務局とロシア科学基金やイスラエル農業・農村開発省が共同で定める研究開発分野において、ロシアやイスラエルの研究機関とそれぞれ共同研究を実施する。
③農林水産技術会議事務局とドイツ連邦食糧・農業省が共同で定める研究開発分野において、ドイツの研究機関とそれぞれの強みを活かした共同研究を実施する。
④我が国だけでは解決できない地球規模課題に対応するため、海外の農業研究機関と共同研究を実施する。
⑤我が国に深刻な被害をもたらす越境性病害虫の侵入防止等のため、中国の研究機関と共同研究を実施する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 126 | 0 | 0 | 0 | 0 | 126 | 125 |
2019 | - | 148 | 0 | 0 | 0 | 0 | 148 | 144 |
2020 | - | 143 | 0 | 0 | 0 | 0 | 143 | 143 |
2021 | - | 139 | 0 | 0 | 0 | 0 | 139 | - |
2022 | 186 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
②毎年度末に実施される評価委員会において年度達成率90%以上を達成する。
評価委員会において有識者評価(A、B、C、D)の平均がB評価(妥当(達成度90%))以上を達成した事業件数 (目標:2023年度に23.0 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | 13 件 |
2019 | - 件 | 13 件 |
2020 | - 件 | 19 件 |
③毎年度末に実施される評価委員会において年度達成率90%以上を達成する。
評価委員会において有識者評価(A、B、C、D)の平均がB評価(妥当(達成度90%))以上を達成した事業件数 (目標:2023年度に5.0 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | 3 件 |
2019 | - 件 | 3 件 |
2020 | - 件 | 3 件 |
④毎年度末に実施される評価委員会において年度達成率90%以上を達成する。
評価委員会において有識者評価(A,、B、C、D)の平均がB評価(妥当(達成度90%))以上を達成した事業件数 (目標:2023年度に2.0 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | - 件 |
2019 | - 件 | 2 件 |
2020 | - 件 | 2 件 |
⑤毎年度末に実施される評価委員会において年度達成率90%以上を達成する。
評価委員会において有識者評価(A、B、C、D)の平均がB評価(妥当(達成度90%))以上を達成した事業件数 (目標:2024年度に3.0 件)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 件 | - 件 |
2019 | - 件 | - 件 |
2020 | - 件 | 3 件 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
②実施研究課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 13 課題 | 13 課題 |
2019 | 13 課題 | 13 課題 |
2020 | 20 課題 | 20 課題 |
③実施研究課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 3 課題 | 3 課題 |
2019 | 3 課題 | 3 課題 |
2020 | 3 課題 | 3 課題 |
④実施研究課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | - 課題 | - 課題 |
2019 | 2 課題 | 2 課題 |
2020 | 2 課題 | 2 課題 |
⑤実施研究課題数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | - 課題 | - 課題 |
2019 | - 課題 | - 課題 |
2020 | 3 課題 | 3 課題 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | ロシアの渡り鳥に由来するRNAウイルスの探索と高病原性鳥インフルエンザ動態解明による発生予察 | 11 |
2020 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | ジャガイモやせいもウイロイドの発病機構解明と感染源特定 | 11 |
2020 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 生物機能を利用して環境適応度を向上させた強化細胞の創出に向けた研究開発 | 11 |
2020 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 農耕地土壌における有機物安定化の解明と炭素貯留ポテンシャル評価 | 11 |
2020 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 越境性害虫の発生実態・移動経路の解明による高精度な飛来予測・発生予察手法の開発 | 8 |
2020 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | オオムギ縞萎縮ウイルス型に対する植物抵抗性遺伝子の反応解析 | 4 |
2020 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | オオムギ縞萎縮病ウイルスのRNA配列情報解析及びウイルス人工接種法の開発 | 4 |
2020 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 農村集落排水処理水の農業利用に伴う有害微生物によるリスクの特定のための解析 | 3 |
2020 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | ネギ属種の遺伝資源開発に向けた遺伝資源調査、栽培特性調査等 | 2 |
2020 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 天敵温存植物・間作を利用した土着天敵保護強化による露地野菜害虫防除技術の開発 | 2 |