林業施設整備等利子助成事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 20-0265
担当部局: 林野庁林政部 企画課
事業期間: 2018年〜2025年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助、その他
事業の目的
本事業の最終目的は、令和12年度に国産材の供給量を4,200万㎥に増加させることである。そのためには、林業者等が施業の集約化や加工・流通体制の効率化を行うことにより、木材の安定供給体制を構築する必要がある。本事業は、林業者等が施業の集約化や効率化のための機械の導入等に必要な資金を株式会社日本政策金融公庫等から借り入れる際に負担する金利に対し利子助成を行うとともに、重大な災害等に際しては実質無担保・無保証人での融資を行うものであり、これにより国産材の供給量の増大に貢献する。
事業概要
①林業施設整備等利子助成事業
林業経営改善計画又は合理化計画の認定を受けた林業者等が、株式会社日本政策金融公庫資金（以下「公庫資金」という）又は民間資金により森林の取得、林業機械や木材の生産・加工・流通施設の導入を行った場合、また、自然災害等の被害を受けた林業者等が公庫資金により復旧・復興を図る場合に負担する金利（最大２％まで）を助成する。（補助率：定額）
②地域材利用促進利子助成事業・林業経営基盤整備緊急利子助成事業
林業者等が平成23年度から平成27年度までに借り入れた公庫資金及び民間資金について、負担する金利（最大２％まで）を助成する。（補助率：定額）
③林業関係資金融資円滑化事業
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた林業者等が公庫資金を借り入れる場合、実質無担保・無保証人融資を措置する。（補助率：定額）
予算額・執行額
※単位は100万円
| 年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018 | - | 380 | 0 | 0 | 0 | -50 | 330 | 325 |
| 2019 | - | 335 | 32 | 0 | 0 | 0 | 367 | 332 |
| 2020 | - | 315 | 946 | 0 | 404 | 0 | 1,665 | 698 |
| 2021 | - | 389 | 0 | 404 | 0 | 0 | 793 | - |
| 2022 | 351 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績（アウトカム）
利子助成を受けた者のうち、事業の効率化、規模拡大に係る目標を８割以上達成した者の割合を令和７年度までに85％まで引き上げる。
利子助成を受けた者のうち、事業の効率化、規模拡大に係る目標を８割以上達成した者の割合 100×（目標を８割達成した者）/（利子助成を受けた者） （目標：2025年度に85.0 ％）
| 年度 | 当初見込み | 成果実績 |
|---|---|---|
| 2018 | - ％ | 72 ％ |
| 2019 | - ％ | 71 ％ |
| 2020 | - ％ | 72 ％ |
活動指標及び活動実績（アウトプット）
助成件数（累積）
| 年度 | 当初見込み | 活動実績 |
|---|---|---|
| 2018 | 415 件 | 373 件 |
| 2019 | 450 件 | 405 件 |
| 2020 | 485 件 | 603 件 |
主要な支出先
| 年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額（百万円） |
|---|---|---|---|
| 2020 | 株式会社日本政策金融公庫 | 農林漁業セーフティネット資金等を無担保等で貸付 | 342 |
| 2020 | 全国木材協同組合連合会 | 利子助成対象者の募集、審査、利子助成金の支払い等 | 261 |
| 2020 | 林業者A | 公庫資金を借り入れ、木材の加工流通施設等を整備 | 20 |
| 2020 | 林業者B | 〃 | 13 |
| 2020 | 林業者C | 〃 | 12 |
| 2020 | 林業者E | 〃 | 9 |
| 2020 | 林業者D | 〃 | 9 |
| 2020 | 林業者F | 〃 | 8 |
| 2020 | 林業者I | 〃 | 7 |
| 2020 | 林業者H | 〃 | 7 |
| 2020 | 林業者G | 〃 | 7 |
| 2020 | 林業者J | 〃 | 6 |
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