学校給食の休止に伴う未利用食品活用緊急促進事業

2021

学校給食の休止に伴う未利用食品活用緊急促進事業

地球温暖化対策

府省庁: 農林水産省

事業番号: 20-0157

担当部局: 大臣官房　新事業・食品産業部外食・食文化課食品流通課

事業期間: 2019年〜2020年

会計区分: 一般会計

実施方法: 補助

事業の目的

　新型コロナウイルス感染症対策に伴う休業等により食品・食材が未利用となり、その他の用途として販売できない場合には、やむを得ず廃棄されることが懸念されている。このため、未利用食品についての、代替販路の確保に向けたマッチング等の支援並びに販路が確保できない場合のフードバンクへの寄附及び飼料・肥料等への再生利用を支援する。

事業概要

１．新たな販路へのマッチング等促進対策【補助率：定額】
①　未利用食品の販売先（一般消費者を含む）とのマッチングを行うサイトを既設の販売サイトの中に増設、運営する際等に必要となる経費を支援。 ②　①のサイトにより販売される未利用食品の保管・配送に要する経費を支援。 ③　①のサイトを利用者にPR等する際に必要となる経費を支援。２．フードバンク活用の促進対策及び再生利用の促進対策【補助率：定額】　未利用食品の有効活用を図るため、食品関連事業者等が、フードバンクに寄附する際に輸配送費を負担する場合や、再生利用（飼料化・肥料化等）する際に輸配送費及び処理費を負担する場合に、その費用を支援。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度	要求額	当初予算	補正予算	前年度から繰越し	翌年度へ繰越し	予備費等	予算計	執行額
2019	-	0	0	0	-694	694	0	0
2020	-	0	0	694	0	0	694	682

成果目標及び成果実績（アウトカム）

事業系食品ロス量を新型コロナウイルス感染症の影響で増加させない。

業種ごとの食品廃棄物等の発生量に可食部割合を乗じて足し上げた数量（目標：2019年度に328.0 万トン）

年度	当初見込み	成果実績
2019	- 万トン	- 万トン
2020	- 万トン	- 万トン

活動指標及び活動実績（アウトプット）

マッチングによる実需者への配送数

年度	当初見込み	活動実績
2019	- 件	- 件
2020	300000 件	249722 件

未利用食品の販売先とのマッチングを行うサイトを既設の販売サイトに増設、運営した数

年度	当初見込み	活動実績
2019	- 件	- 件
2020	3 件	3 件

未利用食品のフードバンクへの寄附量

年度	当初見込み	活動実績
2019	13000 トン	0.367 トン
2020	871 トン	1.8 トン

未利用食品の再生利用量

年度	当初見込み	活動実績
2019	1950 トン	0.41 トン
2020	131 トン	367 トン

主要な支出先

年度	支出先	業務概要	支出額（百万円）
2020	公益財団法人食品等流通合理化促進機構	サイト運営事業者等の公募、選定等	394
2020	株式会社食文化	サイト開設、食品事業者と実需者のマッチング	391
2020	株式会社食文化	サイト開設、食品事業者と実需者のマッチング	152
2020	株式会社クラダシ	サイト開設、食品事業者と実需者のマッチング	121
2020	株式会社ファーマーズトラスト	未利用食品147,270kgを再生利用（肥料化）	3
2020	特定非営利活動法人Ｊｏｙステーション	受入能力向上に必要な一時保管用倉庫１ヶ所、冷蔵冷凍庫１台を賃借	3
2020	高梨販売株式会社	未利用食品96,435kgを再生利用（飼料化、肥料化）	2
2020	特定非営利活動法人フードバンク愛知	受入能力向上に必要な一時保管用倉庫５ヶ所を賃借	2
2020	沖縄県農業協同組合	未利用食品116,510kgを再生利用（肥料化）	2
2020	特定非営利活動法人フードバンク愛知	受入能力向上に必要な一時保管用倉庫５ヶ所を賃借	1
2020	特定非営利活動法人フードバンク愛知	受入能力向上に必要な一時保管用倉庫５ヶ所を賃借	1
2020	特定非営利活動法人太陽の家	受入能力向上に必要な一時保管用倉庫１ヶ所を賃借	0
2020	株式会社ＭＡＮＧＯＳ	未利用食品2,250kgを再生利用（メタン化）	0
2020	株式会社ＭＡＮＧＯＳ	未利用食品2,260kgを再生利用（飼料化）	0
2020	株式会社食文化	未利用食品2,000kgを再生利用（メタン化）	0
2020	株式会社ＹＯＲＵＧＯＳ	未利用食品630kgを再生利用（飼料化）	0
2020	甘利香辛食品株式会社	未利用食品420kgをフードバンクへ寄附（小口配送）	0

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