洗掘の被害を受ける可能性が高い道路橋の抽出と改造マニュアルの開発
府省庁: 国土交通省
事業番号: 20-0531
担当部局: 国土技術政策総合研究所 道路構造物研究部 橋梁研究室
事業期間: 2019年〜2020年
会計区分: 一般会計
実施方法: 直接実施、委託・請負
事業の目的
台風による洗掘の被害を受けて、安価で、かつ、今後の被害への抑制効果が見込める補強方法を兼ね備えた道路橋の現位置改良方法に向けた調査・計画等の開発を行う。
※洗堀:川の水の流れや海の波の影響により河床の土砂が洗い流されること。(河床に位置する橋脚等の構造物の地盤が削り取られ転倒や傾斜し、不安定となる状態)
事業概要
道路橋の洗掘被害に対する迅速な復旧対策と長寿命化に向けて、既設橋梁を出来るだけ活用した形で被害リスクを下げ、かつ、同時に長寿命化を図るリノベ-ションを行うための調査・設計法を開発するための研究を実施する。
なお、事業開始時点においては、令和元年度までの洗掘被害を対象に研究を実施する予定であったが、令和2年7月豪雨の被害事例を研究の対象として追加することとした。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | - | 0 | 50 | 0 | -50 | 0 | 0 | 0 |
2020 | - | 0 | 0 | 50 | 0 | 0 | 50 | 50 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
橋の限界状態設計法のメリットを活かした道路橋の改造復旧マニュアル一式を策定する。
橋の限界状態設計法のメリットを活かした道路橋の改造復旧マニュアルの策定数 (目標:2020年度に1.0 )
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2019 | - | - |
2020 | - | - |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
洗掘の被害を受ける可能性が高い道路橋の抽出と改造マニュアルに関する研究項目の終了件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2019 | - 件 | - 件 |
2020 | 1 件 | 1 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2020 | 株式会社長大 | 道路橋の桁連続化に関する部分係数の試算及び試設計 | 30 |
2020 | 株式会社IHIインフラシステム | 鋼桁供試体の製作 | 18 |
2020 | iエンジニアリング株式会社 | あて板要素試験片の製作 | 3 |