民間施設との連携による高速道路の快適な利用環境実現に向けた取組に関する検討経費
府省庁: 国土交通省
事業番号: 20-0356
担当部局: 道路局 高速道路課
事業期間: 2020年〜2022年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
高速道路の効果的・効率的な利用に向けた取組が実現している一方で、昨今、安全・安心の観点から看過できない課題が顕在化してきている。このため、高速道路の安全性、信頼性や使いやすさを向上する取組として、2017年12月の国土幹線道路部会(部会長:寺島実郎(財)日本総合研究所理事長)において、民間企業や民間施設との連携の検討の方向性が示されたところ。
これを踏まえて、2020年度以降の民間施設との連携による高速道路の快適な利用環境実現に向けた取組について検討を行う。
事業概要
国土幹線道路部会で示された方向性を踏まえ、民間施設等との連携による高速道路の快適な利用環境実現に向け、下記の検討を実施する。
・追加ICによる地域とのアクセス強化等を図るため、民間施設直結スマートICについて、利用状況等を把握し、課題等を分析することで、拡大に向けた検討を行う。
・更なる休憩施設の使いやすさの改善を図るため、道の駅で試行している一時退出実験について、利用状況等を把握し、課題等を分析することで、拡大に向けた検討を行う。
・トラック輸送の効率化支援として、高速道路での後続車有人隊列走行や後続車無人隊列走行の実現に向けた検討を行う。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | - | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 20 |
2021 | - | 16 | 0 | 0 | 0 | 0 | 16 | - |
2022 | 16 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
高速道路機構とNEXCOとの協定における高速自動車国道の年間の推計交通量以上の実績交通量とする。
NEXCO3社の高速自動車国道の年間交通量 (目標:2022年度に751.0 億台キロ)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2020 | - 億台キロ | 690 億台キロ |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
交通データ(ETCデータ)の分析数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2020 | 2 億トリップ | 2 億トリップ |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2020 | 日本工営株式会社 | 新しい物流システムに対応した高速道路インフラの活用に関する検討業務 | 10 |
2020 | 道路新産業開発機構・建設技術研究所共同提案体 | ETC2.0の経路情報を活用した施策検討業務 | 10 |