戦闘機(F-15)近代化改修/能力向上
府省庁: 防衛省
事業番号: 20-0099
担当部局: 防衛装備庁プロジェクト管理部 事業監理官(航空機担当)
事業期間: 2004年〜2022年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
近代化改修事業:周辺国の戦闘機の技術的水準の動向に対応し得る防空体制を早期に完成させるため、MSIP機に対し近代化改修を実施する。
能力向上事業:近代化改修機を含む我が国の航空戦力の数的及び質的優位性の確保が困難となってきていることから、F-15近代化改修機に対し質的能力向上を行う。
事業概要
近代化改修事業:現有のF-15に対し、探知能力の向上を図るための搭載レーダーの換装、戦闘状況表示能力の向上を図るためのデータリンク搭載、射程及び射角の拡大等を図るための国産ミサイルの搭載、所要電力量増大に伴う発電機の換装、発熱量増大に伴う空調システムの換装等、多岐にわたる能力向上改修を実施することにより、防空能力の向上を図る。
能力向上事業:F-15近代化改修機に対し、脅威環境下において残存性を高める電子戦装置の強化、多数目標を同時攻撃できるレーダーの更新及び搭載弾薬数の増加等の質的能力向上を行う。また、相手の脅威圏外から対処できるスタンド・オフ・ミサイル運用態勢を確立するため、F-15能力向上改修機に対しスタンド・オフ・ミサイル発射能力を付加する。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 4,915 | 0 | 0 | -1,471 | 0 | 3,444 | 4,812 |
2019 | - | 11,224 | 0 | 1,471 | -1,594 | 0 | 11,101 | 11,139 |
2020 | - | 7,054 | 0 | 1,594 | 0 | 0 | 8,648 | 1,661 |
2021 | - | 2,747 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2,747 | - |
2022 | 0 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
MSIP機を対象として近代化改修を実施し、令和4年度まで94機の改修を完了させる。
近代化改修を完了した機数 (目標:2022年度に94.0 機)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 機 | 90 機 |
2019 | - 機 | 93 機 |
2020 | - 機 | 94 機 |
F-15近代化改修機に対し、令和5年までに20機の能力向上を完了させる。
能力向上を完了した機数 (目標:2023年度に20.0 機)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 機 | - 機 |
2019 | - 機 | - 機 |
2020 | - 機 | - 機 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
F-15近代化改修機/能力向上機
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 8 機 | 8 機 |
2019 | 3 機 | 3 機 |
2020 | 1 機 | 1 機 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 三菱重工業株式会社 | 機体改修、機能試験等 | 1,555 |
2020 | 双日エアロスペース株式会社 | その他搭載用関連機材等の取得 | 106 |