高速道路ネットワークの利活用に関する検討経費

府省庁: 国土交通省

事業番号: 0298

担当部局: 道路局 高速道路課

事業期間: 2014年〜2018年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

 社会資本整備審議会道路分科会国土幹線道路部会(部会長:寺島実朗)の「中間答申」(H25.6.25)等を踏まえ、平成26年4月より、目的を明確にした上で、効果が高く重複や無駄のない高速道路料金とするため、観光振興、物流対策、環境対策などの観点を重視しつつ、高速道路の利用機会の多い車に配慮するように割引を含めて見直した。高速道路料金については、高速道路会社が国に申請するものであるが、許可権者としての判断や政策を検討する上で国としてデータ等の継続的な分析を行い、料金施策導入後も、当初予測した効果や影響が発現されているかを定期的に評価し、料金制度を通じた高速道路ネットワークの利活用について検討を行う必要がある。併せて、国土幹線道路部会で議論されている「道路を賢く使う取組」に基づき、暫定二車線の機能強化等についても検証を行い、今後の道路行政の検討に活用する。

事業概要

 高速道路ネットワークの利活用の観点から、本施策は、平成26年4月から実施している新たな高速道路料金について、見直し前後の交通量、旅行速度、渋滞量、観光、沿道環境の調査等を実施し、データの整理、分析を行うものである。観光振興、物流対策、環境対策などの観点を重視しつつ、高速道路利用の多い車に配慮するように見直したため、これらの観点における効果の分析を実施し、政策の評価を行うとともに、今後の政策検討に活用していく。また、一般道路の沿道環境を改善するための深夜割引については、渋滞している並行一般道からの転換等について効果を検証するために、全国で騒音調査を実施している。また、平成26年4月からの料金水準の見直しについては、当面10年間の措置としており、その間定期的な分析等が必要であり、まずは5年間の分析等に係る経費を措置されているところである。併せて、国土幹線道路部会で議論されている「道路を賢く使う取組」に基づき、暫定二車線の機能強化等についても検証を行っている。
 

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2014-1540000154154
2015-1160000116116
20161241220000122122
20171501180000118118
20181201160000116-
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額201420152016201720180255075100125150175Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

高速道路機構とNEXCOとの協定における高速自動車国道の年間の推計交通量以上の実績交通量とする。

NEXCO3社の高速自動車国道の年間交通量 (目標:2018年度に754 億台キロ)

年度当初見込み成果実績
2015- 億台キロ825 億台キロ
2016- 億台キロ830 億台キロ
2017- 億台キロ840 億台キロ

活動指標及び活動実績(アウトプット)

交通データ(ETCデータ)の分析数

年度当初見込み活動実績
20152 億トリップ2 億トリップ
20162 億トリップ2 億トリップ
20172 億トリップ2 億トリップ

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2015.日本能率協会総合研究所・三菱総合研究所・三菱UFJリサーチ&コンサルティング共同提案体高速道路料金施策の効果・影響関連データの整理・分析35
2016高速道路料金施策の効果・影響関連データの整理・分析 日本能率協会総合研究所・三菱総合研究所・三菱UFJリサーチ&コンサルティング協同提案体高速道路料金施策の効果・影響関連データの整理・分析35
2014計量計画研究所・社会システム・地域未来研究所共同提案体高速道路料金施策の効果検証34
2014.三菱総合研究所・日本能率協会総合研究所・三菱UFJリサーチ&コンサルティング共同提案体高速道路料金施策の効果・影響関連データの整理・分析30
2015計量計画研究所・社会システム・地域未来研究所共同提案体高速道路料金施策の効果検証30
2016高速道路料金施策の効果検証業務 計量計画研究所・社会システム・地域未来研究所協同提案体高速道路料金施策の効果検証30
2017高速道路料金施策の効果・影響関連データの整理・分析 日本能率協会総合研究所・三菱総合研究所・三菱UFJリサーチ&コンサルティング協同提案体高速道路料金施策の効果・影響関連データの整理・分析30
2017一般財団法人計量計画研究所高速道路の機能強化による効果検討25
2017高速道路料金施策の効果検証業務 計量計画研究所・社会システム・地域未来研究所協同提案体高速道路料金施策の効果検証25
2014(株)公共計画研究所高速道路に関する交通関連データの整理・分析24
2015株式会社公共計画研究所高速道路に関する交通関連データの整理・分析20
2016株式会社公共計画研究所高速道路に関する交通関連データの整理・分析20
2017株式会社公共計画研究所高速道路に関する交通関連データの整理・分析20
2017道路新産業開発機構・建設技術研究所共同提案体路外休憩施設等への一時退出利用促進に係る検討18
2014関東地方整備局騒音データの整理16
2016一般財団法人計量計画研究所高速道路の機能強化による効果検討業務15
2014(財)国土技術研究センタースマートICの効果・影響分析手法に関する検討に係る資料作成12
2015一般財団法人国土技術研究センタースマートICの効果・影響分析手法に関する検討に係る資料作成12
2016一般財団法人国土技術研究センター追加IC整備が地域の拠点形成にあたえる効果の調査・検討12
2014東北地方整備局騒音データの整理7
2014中部地方整備局騒音データの整理7
2015関東地方整備局騒音調査6
2014四国地方整備局騒音データの整理5
2014中国地方整備局騒音データの整理5
2014近畿地方整備局騒音データの整理5
2014(株)オリエンタルコンサルタンツ騒音の現地計測4
2014北陸地方整備局騒音データの整理4
2014北海道開発局騒音データの整理4
2014(株)建設技術研究所騒音の現地計測3
2014ダイホーコンサルタント(株)騒音の現地計測3
2016関東地方整備局騒音調査3
2014大日コンサルタント(株)騒音の現地計測2
2014(株)ケーシーエス騒音の現地計測2
2014いであ(株)騒音の現地計測2
2014(株)福山コンサルタント騒音の現地計測2
2014(株)東コンサルタント騒音の現地計測2
2014大日本コンサルタント(株)騒音の現地計測2
2014(株)四国技術コンサルタン騒音の現地計測2
2014九州地方整備局騒音データの整理2
2015四国地方整備局騒音調査2
2015中国地方整備局騒音調査2
2015近畿地方整備局騒音調査2
2015北陸地方整備局騒音調査2
2015北海道開発局騒音調査2
2015中部地方整備局騒音調査2
2015東北地方整備局騒音調査2
2016中部地方整備局騒音調査2
2016四国地方整備局騒音調査2
2015富士技研センター株式会社騒音調査2
2015大日本コンサルタント株式会社騒音調査2
2015国際航業株式会社騒音調査1
2015大日本コンサルタント株式会社騒音調査1
2015九州地方整備局騒音調査1
2016大日コンサルタント株式会社騒音調査1
2016株式会社オリエンタルコンサルタンツ騒音調査1
2016大日本コンサルタント株式会社騒音調査1
2016株式会社四電技術コンサルタント騒音調査1
2016近畿地方整備局騒音調査1
2016東北地方整備局騒音調査1
2015株式会社福山コンサルタント騒音調査1
2015株式会社メイセイ・エンジニアリング騒音調査1
2015株式会社東コンサルタント騒音調査1
2015株式会社ウエスコ騒音調査1
2016株式会社ウエスコ騒音調査1
2016陸奥テックコンサルタント株式会社騒音調査1
2015株式会社国土開発センター騒音調査1
2016株式会社伊藤測量設計騒音調査1
2015陸奥テックコンサルタント株式会社騒音調査1
2016ワコウコンサルタント株式会社騒音調査1
2016株式会社メイセイ・エンジニアリング騒音調査1
2016株式会社芙蓉コンサルタント騒音調査1
2016九州地方整備局騒音調査0
2016中国地方整備局騒音調査0
2016北陸地方整備局騒音調査0
2016北海道開発局騒音調査0

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