中国遺棄化学兵器問題への取組
府省庁: 外務省
事業番号: 20-0008
担当部局: アジア大洋州局 中国・モンゴル第一課
事業期間: 1992年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
中国における遺棄化学兵器の廃棄は、化学兵器禁止条約に基づく我が国の義務であり、日中間で合意して化学兵器禁止期間(OPCW)に提出した「廃棄計画」に従って実施する。ハルバ嶺及び2016年時点で申告済みの遺棄化学兵器の2022年までの廃棄完了を目指して最善の努力を払うとされている。
事業概要
中国で発見された化学兵器について、中国政府からの通報を受け、当該化学兵器が旧日本軍のものであるか否かを判断するために、現地調査を実施する。我が国は、化学兵器禁止条約に基づき、中国における遺棄化学兵器の廃棄に必要な全ての資金、技術、専門家、施設その他の資源を提供する義務があり、これまでに中国各地で多数の現地調査を実施しており、旧日本軍のものと確認された化学兵器は、内閣府により、中国において廃棄処理されてきている。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | - | 227 | 833 | 371 | -602 | 0 | 829 | 707 |
2019 | - | 417 | 527 | 602 | -567 | 0 | 979 | 932 |
2020 | - | 363 | 0 | 567 | -867 | 0 | 63 | 20 |
2021 | - | 357 | 0 | 867 | 0 | 0 | 1,224 | - |
2022 | 345 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
中国政府から通報を受けたが現地調査を実施できていない未確認砲弾(箇所)を減少させる。
現地調査3箇所(ただし、化学兵器の発見は断続的に継続しているため、中間・最終目標の記載は困難)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2018 | - 箇所 | 4 箇所 |
2019 | - 箇所 | 4 箇所 |
2020 | - 箇所 | 4 箇所 |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
現地調査箇所
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2018 | 4 箇所 | 4 箇所 |
2019 | 4 箇所 | 4 箇所 |
2020 | 4 箇所 | - 箇所 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2020 | 株式会社三菱総合研究所 | 人件費、雑費、諸経費 | 20 |