排水対策推進費
府省庁: 環境省
事業番号: 0122
担当部局: 水・大気環境局 水環境課
事業期間: 2011年〜終了予定なし
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
工場及び事業場から公共用水域へ排出される排出水に対して、適正な規制を行うために必要な調査・検討を行い、人の健康の保護や生活環境を保全することを目的とする。
事業概要
水質汚濁防止法による施策の執行状況やその効果を把握するための調査(公共用水域における水質環境基準の達成状況等)を行い、国民、行政機関に対して情報の提供を行う。また、現在排水規制の対象となっていない項目についての排水規制の必要性や環境基準が見直された項目についての排水基準の見直しを検討するため、排出水の実態等の調査を行うとともに、暫定排水基準の撤廃・強化に向けた排水処理技術の開発・普及や生物応答を用いた新たな排水の評価・管理の方法に係る調査に取り組む。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 79 | 0 | 0 | 0 | 0 | 79 | 73 |
2013 | - | 83 | 0 | 0 | 0 | 0 | 83 | 79 |
2014 | - | 68 | 0 | 0 | 0 | 0 | 68 | 51 |
2015 | - | 68 | 0 | 0 | 0 | 0 | 68 | 78 |
2016 | 87 | 87 | 0 | 0 | 0 | 0 | 87 | 84 |
2017 | 107 | 107 | 0 | 0 | 0 | 0 | 107 | 102 |
2018 | 104 | 104 | 0 | 0 | 0 | 0 | 104 | 87 |
2019 | 66 | 67 | 0 | 0 | 0 | 0 | 67 | - |
2020 | 56 | - | - | - | - | - | - | - |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
全公共用水域における環境基準の達成 ※H30年度成果実績は集計中
環境基本法の考え方に基づき、目標値は全国の公共用水域における環境基準の100%達成とした。(達成水域数/水域数(%)) なお、各水域の状況は様々であることから、中間目標年度及び目標最終年度の設定は困難である。
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2016 | - % (BOD又はCOD) | 90.3 % (BOD又はCOD) |
2017 | - % (BOD又はCOD) | 89 % (BOD又はCOD) |
2018 | - % (BOD又はCOD) | - % (BOD又はCOD) |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
本事業による調査・検討により得られた知見等に基づき行った排水基準の強化等の見直し検討件数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2016 | 8 件 | 8 件 |
2017 | 9 件 | 8 件 |
2018 | 7 件 | 10 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
---|---|---|---|
2017 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 生物応答を用いた新たな排水管理手法の活用に関する検討 | 53 |
2018 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 生物応答を用いた新たな排水管理手法の活用に関する検討 | 48 |
2016 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 生物応答を用いた新たな排水管理手法の活用に関する検討 | 40 |
2014 | (独)国立環境研究所 | 生物応答を利用した水環境管理手法検討調査 | 20 |
2015 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 生物応答を用いた新たな排水管理手法の活用に関する検討 | 20 |
2017 | 株式会社日水コン | ほう素、ふっ素及び硝酸性窒素等についての暫定排水基準の見直しに係る検討 | 17 |
2015 | 株式会社日本能率協会総合研究所 | 各工場等における水質汚濁物質量の調査・集計、各自治体における水質汚濁防止法の施行状況の調査・集計 | 16 |
2016 | 一般財団法人材料科学技術振興財団 | 新たな排水基準項目(LAS、ノニルフェノール)追加の検討 | 15 |
2017 | 株式会社ピーシーサポートサービス | 各自治体における水質汚濁防止法の施行状況の調査集計 | 14 |
2014 | (株)オーエムシー | 公共用水域の水質測定結果の収集・解析、データベース更新 | 12 |
2016 | 株式会社日水コン | ほう素、ふっ素及び硝酸性窒素等についての暫定排水基準の見直しに係る検討 | 12 |
2018 | JFEテクノリサーチ株式会社 | 温泉排水処理技術開発普及等調査実証実験 | 11 |
2017 | 株式会社日水コン | 大腸菌数に係る排水実態調査 | 10 |
2018 | 一般財団法人材料科学技術振興財団 | ほう素、ふっ素及び硝酸性窒素等についての暫定排水基準の見直しに係る検討 | 10 |
2015 | 株式会社日水コン | ほう素、ふっ素及び硝酸性窒素等についての暫定排水基準の見直しに係る検討 | 10 |
2015 | 株式会社オーエムシー | 全国の公共用水域等の測定結果の解析・整理 | 9 |
2014 | (一財)材料科学技術振興財団 | 排水対策検討調査 | 8 |
2015 | 一般財団法人材料科学技術振興財団 | 新たな排水基準項目(LAS、ノニルフェノール)追加の検討 | 8 |
2015 | 株式会社建設技術研究所 | 亜鉛及びカドミウムについての暫定排水基準の見直しに係る検討 | 6 |
2015 | いであ株式会社 | 水質汚濁物質排出量総合調査についての標本調査化の可否の検討 | 6 |
2018 | 株式会社PCER | 大腸菌数に掛かる排水実施対調査 | 5 |
2016 | 株式会社日本能率協会総合研究所 | 各自治体における水質汚濁防止法の施行状況の調査・集計 | 5 |
2018 | 株式会社LSIメディエンス | 生物応答試験の実施 | 5 |
2016 | 株式会社環境ラボ | カドミウムについての暫定排水基準の見直しに係る検討 | 5 |
2014 | (株)日本能率協会総合研究所 | 水質汚濁物質排出量総合調査及び水質汚濁防止法等の施行状況調査 | 5 |
2017 | JFEテクノリサーチ株式会社 | 温泉排水処理技術開発普及等調査実証実験 | 5 |
2018 | 株式会社日水コン | カドミウム及び亜鉛についての暫定排水基準の見直しに係る検討 | 5 |
2018 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 | 生物応答試験の実施 | 5 |
2018 | 株式会社LSIメディエンス | 生物応答試験の実施 | 5 |
2018 | 株式会社ピーシーサポートサービス | 各自治体における水質汚濁防止法の施行状況の調査集計 | 4 |
2014 | (株)日水コン | 暫定排水基準設定項目に係る排水規制見直し検討調査 | 3 |
2015 | 株式会社LSIメディエンス | 生物毒性試験等の実施 | 3 |
2016 | 一般財団法人材料科学技術振興財団 | 水環境における危機管理・リスク管理の推進方策の検討 | 3 |
2016 | いであ株式会社 | 生物応答試験等の実施 | 3 |
2016 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 | 生物応答試験等の実施 | 3 |
2015 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 | 生物毒性試験等の実施 | 2 |
2017 | いであ株式会社 | 生物応答試験の実施 | 2 |
2017 | 株式会社イオ | 排水処理施設調査、水質分析 | 2 |
2017 | 一般財団法人化学物質評価研究機構 | 生物応答試験の実施 | 2 |
2016 | いであ株式会社 | 生物応答試験等の実施 | 2 |
2017 | 株式会社LSIメディエンス | 生物応答試験の実施 | 2 |
2017 | いであ株式会社 | 生物応答試験の実施 | 1 |
2018 | 株式会社LSIメディエンス | 生物応答試験の実施 | 1 |
2018 | 株式会社LSIメディエンス | 生物応答試験の実施 | 1 |
2017 | 株式会社アクアパルス | 旅館業、公衆浴場業、畜産事業場所の排水の水質測定 | 0 |