石炭生産技術振興費補助金
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0232
担当部局: 資源エネルギー庁 資源・燃料部 石炭課
事業期間: 2010年〜2015年
会計区分: エネルギー対策特別会計エネルギー需給勘定
実施方法: 補助
事業の目的
インドネシア、ベトナム等の産炭国を含むアジア各国では、経済成長に伴い石炭消費量が増大しており、アジア全体の石炭資源の需給逼迫が予想されている。一方、産炭国においては、石炭資源の輸出が経済を支える1つの柱となっており、自国において豊富に賦存する低品位炭の有効利用が課題解決の鍵となっている。このため、本事業において、産炭国に最適な低品位炭利用技術の実証を行い、産炭国、ひいてはアジア全体の需給を緩和し、産炭国との重層的な協力関係を構築することにより、我が国への石炭資源の安定供給を確保することを目的とする。
事業概要
低品位炭のガス化による燃料、化学原料等への多様途利用技術の商用化を目指し、産炭国での大型実証事業を実施する。(補助率:2/3)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2012 | - | 920 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2013 | - | 962 | 0 | 920 | 0 | 0 | 1,882 | 1,651 |
2014 | - | 866 | 500 | 0 | 0 | 0 | 866 | 524 |
2015 | - | 0 | 0 | 500 | 0 | 0 | 500 | 366 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
活動指標及び活動実績(アウトプット)
商用機検討のための実証機運転時間 (注:平成24年度及び25年度は実証機建設)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2013 | - hr | - hr |
2014 | 336 hr | 336 hr |
2015 | 2000 hr | 1500 hr |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2014 | 株式会社 IHI | 二塔式ガス化炉(50t/d実証設備)の建設、試運転等 | 443 |
2015 | 株式会社IHI | 二塔式ガス化炉の実証運転等 | 366 |
2014 | 株式会社 IHI | 流動層タイプ褐炭予乾燥システム開発 | 54 |
2014 | 三菱重工業株式会社 | 多様な亜瀝青炭混焼特性評価手法開発 | 25 |