遺伝子組換え微生物等の産業活用促進基盤整備事業
府省庁: 経済産業省
事業番号: 0060
担当部局: 商務情報政策局 生物化学産業課
事業期間: 2014年〜2015年
会計区分: 一般会計
実施方法: 委託・請負
事業の目的
遺伝子解析・組換が飛躍的に安価かつ短時間で可能になっており、企業による「開放系」での遺伝子組換え微生物の使用が具体化しつつある。
遺伝子組換え生物の使用等を規制する法令(カルタヘナ法)では、微生物の「開放系」での使用が可能であるが、このためには、オンサイト実証試験等の結果等を踏まえた「審査基準」の整備が必要であるため、申請・審査が可能となる基盤を整備する。
事業概要
「開放系」での遺伝子組換え微生物の使用のうち、事業化に向けた取組が進んでいる「遺伝子組換え微細藻類を使用したバイオ燃料生産」を題材に企業等と協力して、第一種使用の内容及び方法、生物多様性影響を避けるための設備、製造方法等に従って、主な環境条件での遺伝子組換え微生物の技術的なデータ収集等に取り組み、そうした手法に応じた「審査基準」の検討・取りまとめを行う。また、「開放系」での遺伝子組換え微生物の使用にあたって国民の理解を得るために重要な要素であるサイエンスコミュ二ケーションの手法についても検討・取りまとめを行う。取りまとめたこれらの結果については、公表することにより、広く国内企業が生物多様性影響を避けるための措置を低コストで取り組めるようにするほか、第一種使用の申請、審査が効率的に行えるようにする。
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | - | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 25 |
2015 | - | 18 | 0 | 0 | 0 | 0 | 18 | 18 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
活動指標及び活動実績(アウトプット)
第一種使用のための評価基準の作成件数 (平成28年度までに1件)
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2014 | - 件 | - 件 |
2015 | 1 件 | 1 件 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2014 | 一般財団法人バイオインダストリー協会 | 開放系での遺伝子組換え微生物の評価手法、審査手法の開発 | 25 |
2015 | 一般財団法人バイオインダストリー協会 | 開放系での遺伝子組換え微生物の評価手法、審査手法の開発 | 18 |