太平洋クロマグロ漁獲抑制対策支援事業
府省庁: 農林水産省
事業番号: 0275
担当部局: 水産庁 資源管理部漁業調整課
事業期間: 2017年〜2017年
会計区分: 一般会計
実施方法: 補助
事業の目的
太平洋クロマグロの漁獲管理については、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)において、小型魚(30kg未満)の漁獲量を2002~2004年の平均年間水準から半減させることなどが求められており、特定の魚種を選択的に漁獲することが難しい定置網漁業について、地域の特性等に応じた混獲回避の漁具改良等を行い、国際合意の遵守に資することを目的とする。
事業概要
定置網漁業においては、主要な漁獲対象がサケやブリであってもクロマグロが意図せず漁獲される場合があり、クロマグロ漁獲抑制のためには網を上げて操業を中止せざるを得ないなど、漁獲管理の実施が困難な状況にある。
定置網漁業におけるクロマグロの混獲回避が可能となる漁具改良等の取組みを支援して漁業者が実行可能な管理手法を構築することにより、多くの地域の基幹漁業たる定置網漁業の経営安定を図りつつ、国際合意の遵守に資する事業である。(補助率:定額)
予算額・執行額
※単位は100万円
年度 | 要求額 | 当初予算 | 補正予算 | 前年度から繰越し | 翌年度へ繰越し | 予備費等 | 予算計 | 執行額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017 | 30 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 26 |
成果目標及び成果実績(アウトカム)
定置網におけるクロマグロ漁獲抑制の実現(定置網等沿岸漁業でクロマグロ小型魚の漁獲量を2,007トン以下に抑制)
定置網等沿岸漁業におけるクロマグロ小型魚の漁獲量(トン) (目標:2019年度に2007 トン)
年度 | 当初見込み | 成果実績 |
---|---|---|
2017 | - トン | 2057 トン |
活動指標及び活動実績(アウトプット)
混獲回避のための漁具改良を行った定置網数
年度 | 当初見込み | 活動実績 |
---|---|---|
2017 | 1 網数 | 1 網数 |
主要な支出先
年度 | 支出先 | 業務概要 | 支出額(百万円) |
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2016 | 日東製網株式会社 | 魚種選別機構・クロマグロ放流機構の開発、選別状況・放流状況に係る映像等データ・漁獲状況データの収集 | 21 |
2017 | 日東製網株式会社 | 魚種選別機構・クロマグロ放流機構の開発、選別状況・放流状況に係る映像等データ・漁獲状況データの収集 | 20 |
2016 | 有限会社泉澤水産 | 魚種選別機構・クロマグロ放流機構の開発、選別状況・放流状況に係る映像等データ・漁獲状況データの収集 | 4 |
2017 | 有限会社泉澤水産 | 魚種選別機構・クロマグロ放流機構の開発、選別状況・放流状況に係る映像等データ・漁獲状況データの収集 | 3 |
2016 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 | 魚種選別機構・クロマグロ放流機構の開発、選別状況・放流状況に係る映像等データ・漁獲状況データの収集 | 2 |
2016 | 国立大学法人岩手大学 | 実証地区の統括、漁獲データの収集・分析、選択状況・放流状況に係る映像等データ収集・分析 | 2 |
2017 | 国立大学法人岩手大学 | 実証地区の統括、漁獲データの収集・分析、選択状況・放流状況に係る映像等データ収集・分析 | 1 |
2016 | 国立大学法人東京海洋大学 | 関連事業との連携窓口、実証地区の統括、選択状況・放流状況に係る映像等データ収集・分析 | 1 |
2016 | 岩手県水産技術センター | 漁獲データの収集・分析、選択状況・放流状況に係る映像等データ収集・分析 | 1 |
2017 | 国立研究開発法人水産研究・教育機構 | 魚種選別機構・クロマグロ放流機構の開発、選別状況・放流状況に係る映像等データ・漁獲状況データの収集 | 1 |
2017 | 国立大学法人東京海洋大学 | 関連事業との連携窓口、実証地区の統括、選択状況・放流状況に係る映像等データ収集・分析 | 0 |
2017 | 岩手県水産技術センター | 漁獲データの収集・分析、選択状況・放流状況に係る映像等データ収集・分析 | 0 |