戦略的研究推進事業

府省庁: 農林水産省

事業番号: 0189

担当部局: 農林水産技術会議事務局 研究企画課

事業期間: 2018年〜2019年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負

事業の目的

急激な技術革新、グローバル化の進展により、研究開発の周辺情勢も大きく変化する中で、我が国においても、このような情勢の変化を的確に踏まえた戦略的な研究開発を進めていくとともに、開発された研究成果を知財として保護・活用すること、また、研究成果の社会実装を進めるための効果的な広報を行うことが課題となっている。本事業は、これらの課題を解決するため、(1)異分野・海外動向等調査、(2)知財マネジメントの強化、(3)社会実装活動の強化を実施し、研究成果を確実に保護し、社会実装につなげて農業の競争力強化を図るという、時代を見据えた研究環境整備をおこなうことを目的としている。

事業概要

(1) 異分野・海外動向等調査:急激に変化する研究開発の動向について、異分野・海外も含めて把握し、技術課題の抽出を行う。また、終了課題の追跡調査を行い、研究開発マネジメントの課題を把握する。
(2) 知財マネジメントの強化:知財マネジメントに係る優良事例の調査・分析等を実施し、知財マネジメントに関する実践的なマニュアルを作成する。その成果を活用しつつ、公的研究機関等への専門家による知財マネジメントに係る指導・助言を行う。 (3) 社会実装活動の強化:研究成果を効果的に国民に伝達するため、インパクトのある研究成果について、デジタルコンテンツの作成、学生を対象とした公開講座を行う等の戦略的広報を展開する。

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
20181821020000102102
20196955000055-
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額20182019050100150200Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

(1)異分野・海外動向等調査で得られた技術開発の方向性や取り組むべき課題等を活用し、研究開発課題を5課題設定。

調査結果を活用した研究開発課題数 (目標:2023年度に5 課題)

年度当初見込み成果実績
2018- 課題- 課題

(2)国及び都道府県の試験研究機関等における知財に関する50件の契約を生み出す。

指導・助言活動等に基づく契約件数 (目標:2019年度に50 件)

年度当初見込み成果実績
2018- 件17 件

(3)農林水産研究成果に関する理解の促進を図る。

事業参加前と参加後の「興味・関心」や「理解度合い」が向上したと答えた参加者の割合 (目標:2019年度に70 %)

年度当初見込み成果実績
2018- %56 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

(1)異分野・海外の研究開発動向の調査を12件以上実施する。

年度当初見込み活動実績
201812 件12 件

(2)国及び都道府県の試験研究機関等への指導・助言活動を100回行う。

年度当初見込み活動実績
2018100 回106 回

(3-1)学生向け公開講座を2つのテーマを各1回、合計2回を実施する。 (3-2)研究成果のデジタルコンテンツを3回発行する。

年度当初見込み活動実績
20185 件9 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2018株式会社三菱ケミカルリサーチ異分野・海外の技術等の動向調査及び終了課題の追跡調査。43
2018有限責任監査法人トーマツ知財マネジメントに係る優良事例の調査・分析等を実施し、知財マネジメントに関する実践的なマニュアル(指針)を作成。その成果を活用しつつ、公的研究機関等への専門家による知財マネジメントに係る指導・助言を実施。30
2018アズ・ワールドコムジャパン株式会社研究成果の社会実装を強化するため、ビジネスパーソンを対象とする情報として週刊経済誌のオンラインサイトに研究成果を掲載。15
2018株式会社朝日学生新聞社研究成果の社会実装を強化するため中高生を対象とする研究成果の公開講座の実施や広報資料の作成。7
2018INTLOOP株式会社必要な情報や研究成果を探しやすくするため、農林水産技術会議事務局webサイトを改修。7

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