農林水産物の生産・流通の場における食育の推進

府省庁: 農林水産省

事業番号: 0010

担当部局: 消費・安全局 消費者行政・食育課

事業期間: 2013年〜2020年

会計区分: 一般会計

実施方法: 委託・請負、補助

事業の目的


食育基本法及び第2次食育推進基本計画に基づき、食育を国民運動として展開するにあたり、農林水産省として、国産農林水産物の消費拡大、農林水産業の発展、農山漁村の振興を担う立場から、食料の生産から消費にわたる各段階における食育活動を支援し、消費者の日本型食生活の維持、食や農林水産業への理解増進を図る。

事業概要


1 補助事業 民間団体(補助率:定額)   日本型食生活の普及・実践、食や農林水産業への理解増進のため、消費者の様々なライフスタイルの特性・ニーズに対応した食育メニューを関係者との連携のもと、体系的に提供するモデル的取組を推進するために必要となる経費に対する補助(平成27年度で終了) 2 食育活動の全国展開事業委託費   消費者のライフスタイルの特性・ニーズに対応した食育を提供するための市場調査、推進策の検証、教材の作成、食育優良活動表彰等を委託

予算額・執行額

※単位は100万円

年度要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額
2013-4490000449369
2014-3980000398346
2015-2890000289276
20168760000060-
201788-------
Created with Highcharts 7.1.1百万円要求額当初予算補正予算前年度から繰越し翌年度へ繰越し予備費等予算計執行額201320142015201620170100200300400500Highcharts.com

成果目標及び成果実績(アウトカム)

平成30年度までに、農林漁業体験を経験した国民の割合を35%に向上させる。

日本型食生活の実践に取り組む人の割合 (目標:2015年度に27 %)

年度当初見込み成果実績
2013- %15 %
2014- %17 %
2015- %17 %

活動指標及び活動実績(アウトプット)

①H25補助事業については、モデル地域の食に関する調査・分析等対象者数

年度当初見込み活動実績
201341600 人35003 人
2014- 人- 人
2015- 人- 人

②H26及びH27補助事業については、体験等参加者数

年度当初見込み活動実績
2013- 人- 人
201449200 人94549 人
201542700 人83181 人

③H25、H26及びH27食育活動の全国展開事業委託費については、食育関係教材等作成部数、調査分析件数

年度当初見込み活動実績
201313704 件20600 件
201417600 件24947 件
201519300 件49411 件

④H28食育活動の全国展開事業委託費については、食育関係教材等作成、調査分析件数、食育推進全国大会来場者数

年度当初見込み活動実績
2013- 件- 件
2014- 件- 件
2015- 件- 件

主要な支出先

年度支出先業務概要支出額(百万円)
2015株式会社三菱総合研究所・食育推進のための調査・分析 ・食育推進のための教材作成 ・食と農林漁業の食育優良表彰 53
2014(株)三菱総合研究所食育における課題解決に向けた有識者会議、優良表彰32
2014一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会生産から食卓までの食の流れを体系的に学習する「フードチェーン食育プログラム」を開発し、モデル実施としての取組に意欲ある11企業と協働体制を組み、全国にて25事例を実施した。プログラムでは、<農林水産物の生産・加工・流通などの体験機会の提供>と<フードチェーンの仕組み・和食を中心とした日本型健康食生活に関する基礎知識、食文化などの座学学習>を体系的にまとめた一体型プログラムを目指した。20
2014一般社団法人四季旬鮮協会「自然の中の大きな教室」食育活動推進事業と題し、一般の親子を対象とした、浜・農業体験を始め一般消費者対象の料理教室の企画から実施・検証などを行い、食や農林水産業への理解を深めるための体験活動と情報発信を一体的に行った。農業・漁業体験学習、食育リーダー研修、料理教室の開催にあたり、農水産物の消費拡大及び日本食のメリットや健康的な食生活の大切さに対する理解の向上に取り組んだ。19
2014一般財団法人農村開発企画委員会「子どもからお年寄りまで、フードチェーンの各段階に関わる生産者から消費者までが手を取り合い、食をとおして楽しく豊かでハッピーな生活(QOL)を創造できる力を育むプロジェクト」の開発と普及をめざし、全国5カ所において関係者が連携、協働して作成したプログラム(おさかな探検隊になろう/お野菜探検隊になろう/みかん探検隊になろう)を実施した。18
2014別海町観光協会これまで培ってきた「食観光の情報発信」というフレームを活かしたフードチェーンの各分野に対する「食育情報」の取組を町のみならず、広く北海道、全国に普及させ、フードチェーンの生産現場での体験受入や知識の普及、加工現場のこだわりの商品づくり、流通現場での産地の確かな情報発信、消費現場での家族での食育空間づくり等の取組を実施した。18
2014(株)シータス&ゼネラルプレスプロジェクト名を「つくると食べるをつなげよう~畑と田んぼから食卓へ~」と設定し、生産から加工、流通、消費の一連の流れを体験・体感するイベントを通じて、「和食」への関心をより高める取組とし、WebサイトやSNSといった媒体において、動画コンテンツや各種情報を表示することで、紙媒体以上にリアリティをもった議事体感をしてもらえる食育企画を実施した。18
2014南海放送(株)一次産業を主産業とする愛媛県南予エリアにおいて、小中学生を中心とした若い世代を対象に「農林水産業の体験」と、子どもとその保護者及び若い世代を主な対象とした「地産地消を軸とした食育の実践」の2種のイベントを計6回実施し、参加者の地域農水産業への関心度を高めると同時に「食」の大切さを学んだ。17
2014(株)教育同人社教育ファーム実践事例調査を通じた教材作成等16
2014ランドブレイン(株)大学に通う学生に実際に食の現場で働く方々の講義を聞き日本の食の現状を理解してもらい、その後実際に農業や水産業の現場をみてもらった。さらにその体験を情報誌にまとめ配布し、アンケートにより効果測定を行った。また、アンケートにより効果測定を行った結果、若者への訴求を十分に行うことができた。16
2014(株)パソナ農援隊①農業体験と収穫野菜を使った調理体験、淡路島の食材・若手生産者との交流、農業体験と食生活改善セミナー等テーマに沿って1日で完結する食育体験ツアー、② フードチェーン食育スクール(食の安全、流通理解、レシピ習得、農場見学・体験等の講義形式スクール)、③淡路島ランチプレートコンテスト、④ 米作りパーフェクト体験in 淡路島(田植えから収穫、収穫したお米の調理体験までを毎月イベント開催)等各種食育活動を展開した。16
2014生活協同組合コープさっぽろ弊組織で長年培ったパイプを活かした産地工場見学会や、シェフや野菜ソムリエ、学校教師などの多彩な講師による講習会、幼児向けや小学生向け、および伝統食の食育コンテンツの開発など、本事業では意識的に様々な食育プログラムを実施した。本事業を通して多彩なプログラムを非常に多くの方に提供することができた16
2015特定非営利活動法人海のくに・日本農業体験や加工体験等と併せてシンポジウムにおいて日本型食生活のための食材生産、流通、消費を認識する。対象を大学生や若い母親等とし、本事業に参加した者が日本型食生活を知ることが、自信と家族が幸せな人生を送ること」という認識をもってもらうことができた。15
2015紀の里農業協同組合都市と農村、消費者と生産者の交流を通じて、命を育む地域農業の必要性と食を通じて四季を感じることのできる世界に誇る日本型食生活の魅力を伝え、広げる活動を積極的に展開した。食用の生産・流通に深く関わるJAとして効率的な食育モデルを展開した。15
2015日本米穀小売商業組合連合会「スポーツと食事」の有益さを語ることで、「運動と食事」が相乗効果を生み、国民の間に浸透していくことを目的とした。「体を動かしおいしいごはんを食べること」「体力を使う際の上手な食事ポイント」等を普及・啓発することで、日本型食生活が再認識されることを目的として実行した。15
2015株式会社パソナ農援隊日本型食生活の実践、食育活動の参加のメリットを消費者に伝える。体験活動等を通じた記憶に残る食育活動。これらを通じて農業を身近に感じてもらい、食に関する意識・行動の改善が図られた。14
2015株式会社ブランド総合研究所食や農林水産業への理解を深めるため、体験プログラムの構築などを積極的に行い、消費者のニーズに対応した食育活動を地域内外で連携して実施した。また、食育への取り組みが優れている施設を表彰する「直売所により食育活動グランプリ」を実施した。14
2015北日本港湾コンサルタント株式会社消費者の様々なライフスタイルの特性、ニーズを反映した食育活動の実施した。これらを達成すべくライフスタイルに応じた多様なニーズの把握に努め、新たに「集まりの場」を設けて食育に対する幅広いニーズに応える活動を効率的に推進できた。14
2015株式会社日本教育新聞社将来の食育活動の発展、普及においてキーパーソンとなりうる教員を目指す学生を対象に日本型食生活への理解を深める「教員養成課程における食育活動モデル」が構築できた。14
2015一般社団法人京都府北部地域・大学連携機構日本型食生活を根底で支えているのは農業、漁業であることを意識し、日本の農業、漁業の保全を図った。そのため、地域に密着し、各々のニーズに即した支援や体験を行い、日本型食生活への理解と健康な食生活がおくれるよう喚起を行った。14
2015生活協同組合コープこうべ日本型食生活と「健康」との関係を啓発、県内の産地と連携し体験活動を通じて「日本型食生活の実践による食生活の改善」と「兵庫県内の農林水産業の保全」の実績を目指した。14
2015一般社団法人四季旬鮮協会日本の食文化「和食」のメリットを伝え、食事の大切さを広げることで健康な食生活を喚起できた。また、体験を通して農業の苦労を知り食生活に感謝できる人の増加が図られた。13
2014(株)三菱総合研究所データベース作成12
2014一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会フードチェーンを通じた食育指導者キャリアアップ事業の一環として、食育の企画運営や指導に携わる人を対象にした「食育推進者のためのキャリアアップ研修」を全国5カ所で開催。食育を提供する側の人々が、フードチェーンを系統的に理解し、より質の高い食育活動を展開することで、多くの消費者が生涯にわたり間断なく食育を受け、日々の健康的な食生活に活かせる社会の実現を目指した。12
2015株式会社サーベイリサーチセンター調査・分析8
2014株式会社 TAISHI事業推進会議のディレクション、飲食店での食育プロモーション6
2015株式会社船井総合研究所食育の企画、調整等6
2014株式会社サーベイリサーチセンター・調査リサーチ及びデータ整理5
2014相模女子大学アンケート調査等の企画・立案・実施・分析、食育活動プログラムの作成、事業成果報告書の作成5
2014NPO法人食の風情報発信サイト構築、情報誌の作成と配布5
2014JTB西日本株式会社ツアーの募集・手配4
2015株式会社ニューズベース表彰応募整理4
2014(株)サーベイリサーチセンター食生活及び農林漁業体験に関する調査3
2014株式会社 モーニング幼児向け食育プログラムの開発、絵本とCDの製作3
2014株式会社コピー愛媛ポスター、チラシ、パンフレット等印刷3
2014ミライオン株式会社イベントの音響照明、舞台設営3
2015GMOリサーチ株式会社調査・分析3
2015公益財団法人 八ヶ岳中央農業実践大学校農業体験業務の受入等業務3
2015有限会社たまご社製本等に係る委託業務3
2015株式会社琉球新報開発事業取材、記事作成等業務3
2015株式会社Ridilover農業体験等ツアーの企画・運営3
2015株式会社JTB西日本農業体験等ツアーの企画・運営3
2015武庫川女子大学食育プログラム集の作成業務等3
2014株式会社デイ・エム・ピー・デザイン制作・編集・図版、HPデータ作成等2
2014株式会社アドバコム食育活動、農業に関する意識・実態調査2
2014有限会社 エー・アール・エヌ体験学習の検証のためのアンケート及び調査結果とりまとめ2
2014スモールファーマーズ見学会のコーディネイト及び開催、実習先農家のコーディネイトと実施、プランターは武や米作り事業全般の管理・運営2
2015株式会社あーすデザイン制作、編集、図版作成等2
2015一般社団法人MOAインターナショナルアンケート等集計業務1
2015株式会社ハーベストCDデータ等作成業務1
2015株式会社コークスウェブサイト作成データの管理等業務1

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